スタバのコーヒーセミナー「フードペアリング編」に行ってきました。
スターバックスのコーヒーセミナー、2回目の参加です。2年半前に初めて参加した時は「ハンドドリップ編」を学びましたが、今回は「フードペアリング編」です。場所は、前回と同じく新潟市の紫竹山店。ウエルカムドリンクはパイクプレイスローストのコーヒー。このコースでは、まず「香り」「酸味」「コク」の体験から始まります。「香り」の体験では、鼻をつまんでジェリービーンズを噛んで味わい、途中で鼻から指をはずして風味を感じるのです。鼻をつまんでいたときは、確かにジェリービーンズの甘みや酸味は感じましたが、指をはずしたときにふわっとフルーティーな風味を感じられました。舌だけで感じられる味は5種類。甘み、塩味、酸味、苦み、そしてうまみですが、香りをプラスすることで感じられる味わいが何千種類も広がるらしいです。それから「酸味」の体験では、オレンジジュースを口に含んで、のどや舌のどこで酸味を感じられるか体験してみます。「コク」の体験では無脂肪乳と普通の牛乳のちがいをチェック。コクは、舌に残る重さということらしいです。たしかにあっさりと舌を流れる無脂肪乳に比べ、普通の牛乳は舌に長く残る感じがします。それから3種類のコーヒーの違いをテイスティングしていきます。コーヒーの3大産地から、中南米代表のコロンビア、アフリカ代表のケニア、そしてアジア・太平洋代表のスマトラ。テイスティングの仕方も教えていただきました。ステップは4つ。1.香りをかぐ2.すする(これは、すすることで適温のコーヒーを味わうことになり、霧状にすることで口の中全体に広がるという目的があるそうです)3.舌の上に広げる。4.自分の言葉で表現する。というものです。それから、いよいよフードペアリング体験。先ほどの3種類のコーヒーと相性の良いフードを味わっていきます。フードペアリングの手順も4ステップ。1.フードの香りをかぐ。2.コーヒーを飲む。3.フードを食べる。4.フードを食べ終わるころにコーヒーを飲む。最初に出たフードは…ホワイトチョコレートマカダミアナッツクッキー。それに合わせたコーヒーは、コロンビア。すっきりしてバランスの良いコロンビアにはナッツの入ったクッキー。手順に従って味わいます。それからブルーベリーのスコーンとケニア。最期はシナモンロールとスマトラです。この3つだったら、一番合うなぁと思ったのはクッキーとコロンビアでした。単体だったら、スマトラが一番好きです。あとはコーヒーの美味しい淹れ方も教えていただきました。一番気になっていた美味しいコーヒーのための分量も聞けました。コーヒー10gに対し、お湯が180㎖だそうです。俗にいう「アメリカンコーヒー」みたいにマイルドに淹れたいときは、お湯を多めに注ぐのではなくて、まずは普通にコーヒーを淹れて、好みの濃さになるようにお湯を注すと良いそうです。他にもコーヒーのいろんなことが聞けて良かったです。フードは食べ切れなかったのでお土産にいただきました。それと、非売品のプレートも2枚。この受講料は3,000円+消費税でした。お土産付きで、フードもいっぱい出て、コーヒーも飲んで…と盛りだくさんの内容なので妥当な額かな。