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カテゴリ:名古屋競馬
第14回名古屋競馬は『秋桜賞シリーズ』と銘打って、10月1日~3日、8日~10日の計6日間の日程で行われます。ここでは前半戦(1日~3日)の展望をお送りしましょう。
その前に前開催の傾向ですが、逃げ馬が全般的に苦戦していたのが印象的です。天候不順で道悪競馬が多かったにも関わらず、ほとんどのレースで内ラチから1~2頭分を開けてレースが進行。馬場状態は開催が始まってみないと分からないというのが本音です。 初日のメインはB-1組の【天秤座特別】 すでにこのクラスで4・1・2着の実績があるプリミティーヴ。慢性的なコズミを抱えていますが、レースでは常に力を発揮しており、今回は組合せの点でも恵まれた印象です。これと同等以上の評価が必要なのがシンワエルシド。3歳時には5連勝をマークしたこともある逸材で、ここにきて当時の勢いを完全に取り戻しました。あえて格上に挑戦してきたのは勝算が十分にあると見込んでのことでしょう。堅実無比なハルエサンでも、この2頭に割って入るのは至難かもしれません。 2日目のメインはA-3組の【ブルーサルビア特別】 前走でサンキストゴールドとの叩き合いを制したゴールデンミション。1400mの距離を克服しての勝利は大きな自信になったはずで、いよいよオープンが視界に入ってきました。今回も豪脚を披露してくれるでしょう。6月戦で同馬を負かしているレインボーダイチも、にわかに調子を上げています。真っ向勝負では分が悪いですが、展開次第では再現があるかもしれません。他では実績上位のキミガヨオー、ケイアイダンシングに一角崩しの期待がかかります。道悪になるようならナムラキャラバンにもチャンスが出てきそうです。 3日目のメインはA-2組の【けやき特別】 回避馬が続出して少頭数になったのが残念。勢いのあるサンキストゴールドvs実績断然のムーンバレイという一騎打ちムードが充満しています。焦点は3着争いでしょうが、それもシルバーストーンかイーストローレルですんなりと収まりそうです。 なお、4~6日目の展望は後日にお送りします。 (文・写真:競馬東海 寺澤正勝)
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最終更新日
2008年09月30日 11時02分35秒
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