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カテゴリ:プロの目
先週水曜日の六甲盃、勝ったのは伏兵エリモアラルマ。器用さに欠くが、バテない点がセールスポイントである同馬の特徴をテン乗り下原Jが存分に生かしての鮮やかな勝利であった。そして2着がエイシンナナツボシ、早め先頭も首差及ばず。人気を背負ったニシノイーグルは5着、レッドゾーンは6着、ダイナミックグロウは9着に敗れた。長丁場の2400mだっただけに仕掛けのタイミングや距離適性など色んな点が影響したものと思われるが、それにしてもこれらが一頭も馬券の対象にならなかったとは...。3歳戦と一緒で古馬戦も主役級がいなくなった感じだ。今週はその3歳戦、菊水賞がメイン、果たしてどんな結果が待つのか。 尚、今週から園田競馬は金曜ナイターがスタ ートする、そのため開催は当分の間、水、木、金曜となりますのでお間違えありませんように。またナイター開催時の開門時間は14時ですのでこの点もお気を付け頂きますように。 3日はJRA交流、逆瀬川特別がメイン。地元馬の勝利は久しくないだけにこのあたりで何とかならないものか。地元の期待は先月の交流戦で2着入線のディアアゲイン。JRA在籍時は1000万級でも少差、それだけに500万級馬相手のここで見劣ることはないハズ。自慢の末脚に賭けて一発長打をもぎ取ってもらいたいもの。しかし、JRA勢も層が厚い。近走不振馬でも交流戦になると簡単に生き返ってしまうだけに...。渋とい二枚腰のフェブムービング、木村J騎乗のシゲルネーブル、川原J騎乗のブラックビスケットあたりが有力候補だろう。 4日は3歳3冠レースの一戦目、菊水賞。エーシンクリアーのリタイヤで一体どの馬が勝つのやらサッパリ分からなくなってしまった。1700m経験豊富なイチノバースト、前走快勝ライキピア、サクラガオカの牡馬勢に決め手一番グレイスフルライフ、メンバー中最多の4勝を挙げるホクザンルージュ、ユメノアトサキの牝馬勢、牡馬56キロ、牝馬54キロ、この2キロ差がどんなドラマを生むのか。 5日はA1級1400m戦がメイン。出走予定は前走初A1級勝ちを決めたオメガキングコング。充実一途だけにここも主役は任せられそう。充実という点ではプラチナエンジェルも。A2級連勝は追い込みと逃げ。このクラスに入ってどんな競馬をするかだが、マイペースに持ち込めば遜色はないかも。他では地味ながらでも着実に力を付けるダイワデューク、タガノバロット。 (文:競馬キンキ 北防 敦)
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最終更新日
2013年04月02日 16時31分51秒
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