第１回佐賀競馬は４月13日(土)14日(日)　19日(金)20日(土)21日(日)の５日間で行います。

注目のレース【３日目】４月19日(金)
ＧＲＡＮＤＡＭＥ－ＪＡＰＡＮ２０１３
第12回ル・プランタン賞(Ｓ１)(地方全国交流)サラ系３歳牝馬ＯＰ　1800ｍ

ル・プランタン賞は３歳牝馬ＯＰ重賞。全国交流レース。1800ｍ12頭フルゲートの登録がある。
佐賀筆頭馬【ロマンチック】期待。地元では７連勝中だし、２歳時から重賞競走を全て制している能力。今回は交流戦だけに楽ではないが、地元の期待もあるだけに負けられない。


笠松代表【エイシンルンディー】は笠松５勝馬。前走の桜花賞(浦和)では[５]着に食い込んでいるし、末脚もいいもの持っている様子。位置取り次第では抜け出しそうな能力だ。
園田代表【ホクザンルージュ】は２走前の若草賞(福山)は２着に粘っているし、園田クイーンＳではエイシンルンディーに先着。やはり底力上位だ。
地元【ビックナゲット】はロマンチックとの対決では２戦して共に[２]着に敗れたが、この馬の末脚は切れるし、スタートさえ切れれば大きな差はない。
笠松代表【オグリハート】は１勝馬も２着５回３着７回と堅実に脚を使うタイプの様だ。前がモツれるとチャンスあるはず。

【１日目】４月13日(土)　第１回佐賀桜花賞(Ｓ２)　サラ系３歳以上ＯＰ　1750ｍ

佐賀桜花賞は３歳以上ＯＰ。Ｂクラスメンバー。距離は1750ｍ　８頭立て。
【ロトスカイハイ】だがＪＲＡ未勝利からの移籍後は[５][４]着。休養もあっただけに叩きつつ良化の印象だ。今回は３戦目となるし、走りが上向いているのも確か。そろそろ抜け出してきそうなムード。【マイネルポンピオン】は前走1750ｍ戦を見事に逃げ切った。エーシンヴンダバー・コパノモーニング相手だっただけに評価出来る。通算29勝の能力上位。【グランデアトレ】は佐賀では２-１-０-２と力発揮出来ているし、先行タイプ、この小回りのコースが合うのだろう。今回も逃げ・２番手の流れが可能。状態も更に上向いている。３強ムードだ。続くのは【タイセイスナイパー】か、ＪＲＡの戦歴からも距離はこれくらいほしいタイプ。初戦を叩いて状態も上向いているだろう、２戦目特別も警戒必要。【ビードラスティック】は前走は３開催の休み明けだったし、この中間は速いところを２本追い切って状態も上向いている。【レコパン】は１月以来の実戦となるが、追い切り・馬体の雰囲気などからも仕上がりは順調。Ｂクラス３連勝した能力は怖い。

【２日目】４月14日(日)　肥前特選　サラ系３歳ー１組　1750ｍ
　　　　　　　　　　　　マーガレット特別　サラ系Ｂ－１組　1400ｍ

肥前特選は３歳特選レース。距離は1750ｍ　９頭立て。
勢い乗る【ゴールドペンダント】は２勝馬も力つけているし、飛燕賞[３]着の実績からも筆頭馬と言える存在だ。前走も快勝と言っていい内容だった。今の勢いだと連勝も。【ダイリングローバル】はひと息ついてのローテーションで多少レース間隔が開いたが、乗り込みは出来ている。特選連勝した力量からも互角の能力。【リネンベッテル】は休養明けを[２][１][２]着。以前のくせも出てないし、気性面の成長も感じられる。まだ遊ぶところも見られるが、能力は高い。更なる上積みも考えたい。【ミヤノダイアナ】は走りは良くなっているのだが、ここ１組特選となるとメンバーも揃う。脚質的にも抜け出しとなると、前のペースもカギ。【センヒメ】は前走が佐賀での初Ｖ決めた。このローテーションだが、馬体も減っていたし、休みはプラスに出そう。花吹雪賞[４]着の実績からも上位の力量。【ジリオンフェイス】は前走が[４]着と脚を伸ばして来たし、持ち直している様子。中間の雰囲気もいい。前走以上も考えたい。

マーガレット特別はＢクラス特別戦。距離1400ｍ　10頭立て
混戦を制するのは【コパノモーニング】か。通算８勝を挙げた４歳馬で、佐賀では3着を外してない能力。高勝率も目立っているし、今だと距離も短い方が動く。ここも勝ち負け。【アリューバニヤン】は前走が逃げての圧勝。本来の走りが出来たし、中間の追い切りの動きからも、状態の良さが窺える。特別戦だが再度押し切りも。【ハンコック】は休養明けを２戦叩いて、そろそろ勝ち負け出来る状態。1400m戦でもあるし、この馬のスピードが十分に発揮出来る。【コスモガラサ】は移籍後が[３][２][３]着と力は見せているが、脚質的なものか勝ち切れないでいる。距離が短くなったのもプラス材料とは言えないだろう。前のペースカギ。【リアリーザワールド】は上積み見せた２戦目で[３]着。好位置から渋太い脚を見せていた。今回は特別戦だけに相手強化の印象は受けるが。【マイネルサンリット】はいい頃に比べると物足りないものあるが、それでも堅実な脚は使っている。このレースは上位４頭の闘いか。

【３日目】４月19日(金)　ＧＲＡＮＤＡＭＥ－ＪＡＰＡＮ２０１３
　　　　　第12回ル・プランタン賞(Ｓ１)(地方全国交流)サラ系３歳牝ＯＰ　1800ｍ

【４日目】４月20日(土)　ダイヤモンド特選　サラ系Ｃ１－１組　1750ｍ
　　　　　　　　　　　　第１回六角川賞(Ｓ２)　サラ系３歳以上ＯＰ　1800ｍ

ダイヤモンド特選はＣ１特選レース。距離1750ｍ　10頭の登録。
この特選で[１][２]着【ホープマイスター】が筆頭馬となりそう。前で競馬出来るし、終いも脚使えるところが強味。今回も期待に応えてくれるだろう。【ベルガリオン】も状態を上げている。前走は移籍３戦目で[３]着に食い込んで来た。更なる上積み期待。真島勢【クラウンビアンコ】も前走[４]着と脚見せたし、ひと脚いいもの持っている。新規馬【コロラツィオーネ】だが、南関東１勝馬。園田を経由しての佐賀へ転入。スピードありそうなところは佐賀の馬場に合っているみたいだ。その後だが【スリリングレディ】はもう少しやれると思える。移籍３戦目だし注意必要。

六角川賞は準ＯＰメンバー。距離1800ｍ　11頭の登録。
佐賀で１～２を争う能力【エスワンプリンス】が筆頭となる。距離を考えての選択だと思えるし、準ＯＰクラスだと一歩抜けている。次着争いだが【アティロン】は準ＯＰで勝ち負けの力量。【マイウエイ】は除外もあったが、その後は順調に乗り込む。能力上位だしこの距離での走りは楽しみ。【フリートアドミラル】もこのクラスだと上位には絡みそう。あとは前で競馬する【ミライカントリー】も気になるところだ。やはり注目はエスワンプリンス(オッズパークＧＰ[３]着・黒潮盃[３]着)の走りだ。

【５日目】４月21日(日)　花まつり特選　サラ系Ｃ２－１組　1750ｍ
　　　　　　　　　　　　第１回由布岳賞(Ｓ２)　サラ系３歳以上ＯＰ　2000ｍ

花まつり特選Ｃ２クラス特選レース。距離は1750ｍ　12頭の登録。
メンバー揃うも東眞勢【ツクバライジンオー】と【デビルマンゼウス】が抜けてる印象だ。共に連勝中だし走りもこのクラスのものではない。同厩対決か。対抗するのは【ゴールドルーキー】【ピッチカートポルカ】の土井厩舎勢か。共に距離は問題ないし、末脚の反応ではゴールドルーキーの方が上だと思える。その後となると【ガーネットカラー】【シゲルナツメ】辺りも気になる。この花まつり特選は東眞勢の２頭の走りが注目されるところ。

由布岳賞はＯＰ戦。距離は2000ｍ　12頭の登録。
５連勝中【レイズミーアップ】が今回も人気する。前走はがくれ大賞典レイズミーアップと１着を分けた【デュナメス】、今度も渋太く対抗するだろう。共に乗り込みは順調だし、面白いレースが見れそう。３番手評価だが【キャプテンマジン】が続きそうだ。【キンバーライト】もスピードいいもの持っているだけに怖い。【タニノウィンザー】も終いシッカリ使っているだけに続けるだろう。一線級馬相手も【ゴールドレインボー】何処までやれるか。この由布岳賞も２強の一騎打ちムードだ。

（文：全国公営競馬専門紙協会　田中宏信） 

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