平成25年度第2回船橋開催は5月6日(月)~5月10日(金)の5日間開催で全60鞍。
初日のメインは「第25回かしわ記念(Jpn1)」1600メートル。
3連勝中のホッコータルマエは前走のアンタレスステークスで昨年のJCダート馬ニホンピロアワーズを撃破。以前は2~3着が多く、一線級相手では決め手に欠ける印象だったが、ここ3走でそのイメージを払拭。今の勢いならこのメンバーでも好勝負だ。
東京大賞典以来の出走となるローマンレジェンドだが、中間の追い切り過程を見る限り本調子には遠い感じ。マイルも忙しい印象で今回は人気ほど信頼できない。
セイクリムズンは今年のフェブラリーSで内からしぶとく伸びて4着と大健闘。多少ズブさが出てきた現状ではむしろ千六のほうが良さそう。フェブラリーSの時のようにスムーズに立ち回れれば面白い。
テスタマッタは昨年のこのレースで3着と好走している。ただ、小回り向きの印象ではないし、最近は昔以上に引っ掛かりやすくなってるので今は千六でも長いくらいか。
エスポワールシチーは今年のフェブラリーSで2着。全盛時の勢いこそないが、地力は示した。左回り千六はベスト条件で、昨年との比較なら能力落ちも感じられない。連覇の可能性は十分。
2日日のメインはA3以下選抜「閃光スプリント」1000メートル。
キョウエイラシアスを振り切った前走が優秀のダイワフラッグ。再度同条件なら連勝の可能性は十分。
転入初戦でメドを立てたギガワット。レースセンス抜群でスピードはこのクラスでもヒケを取らなかった。叩き2戦目の今回はもちろん好勝負。
川崎のダンシングロイヤルは転入初戦こそ案外だったが、4コーナーまでハナを切るなど見せ場は作れた。千メートルへの距離短縮で前進必至。
休み明けになるバラエティシアターだが、過去の実績から能力ではヒケを取らない。長期休養明けになるが、いきなり好走して不思議はないはずだ。
3日目のメインは3歳馬オープン「第27回東京湾カップ(S3)」1700メートル。
クラウンカップを圧勝したアメイジア。向正面半ばで一気に先頭に並び駆けると最後は流して4馬身差の圧勝劇。良血馬がいよいよ本格化した感じで、東京ダービーへ向けて更に弾みをつけたいところ。
初めての左回りが課題のカイロスだが、前走使ったぶんの上積みは十分で距離延長も歓迎だろう。
川崎のイヴアルブはここ2戦のレースぶりから距離延長は大歓迎。ただ、小頭数競馬の経験しかなく、馬群でモマれた経験もない。能力的に通用していいと思うが、今回は半信半疑といったところ。
4日目のメインはB1以下「江戸川特別」1600メートル。
前走の勝ちっぷりが圧巻だったシンボリマルセイユ。転入後(2200)と底を見せてなく、前走の千六39秒8という時計も極めて優秀。更なる飛躍に期待したい。
頭数多く、差し馬有利の展開が見込めるだけにゴーアップドラゴンが面白い。ここ2戦も2着2着と安定しており、終い堅実にいい脚を使える。
立て直しに成功したスイカイインテンス。楽に行けたこともあるが、今回人気を集めるシンボリマルセイユ相手に快勝したのだから能力はやはり高い。
ディーオも本来のしぶとさが発揮できれば巻き返して不思議はない。
5日目のメインはB2以下 「新緑特別」1600メートル。
快進撃が続くイナズマソリオ。大きく崩れたのは昨年の浦和戦だけで、その後はオール連対。前走もスタートでアオり、苦しい競馬となったが、最後はしっかり脚を使って2着と地力の高さを証明した。
去年よりも確実に力を付けてきているキーパー。ここ2戦が惜しい競馬だが、このクラス通用のメドは十分に立った。
ピークハンターも差はない。ワンパンチ欠ける印象で勝ち味に遅いが、一連の戦歴からも展開ひとつ。
遠征競馬では結果の出ないタマモルーキーだが、転入後2戦の内容からも通用していいはず。当日の落ち着き、気配を重視したい。
(文 日刊競馬 津田英憲)
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