今年度第5回の金沢競馬は、5月26日(日)、28日(火)、6月2日(日)、4日(火)の4日間。7月中旬までは日曜・火曜の開催です。
前半週2日間のメイン展望の前に、今開催に行われる「特別編成」について触れておきたい。26日(日)C4級(5鞍)、28日(火)B2級(2鞍)、6月2日(日)C2級(3鞍)、4日(火)B4級(2鞍)で行われるが、各級の馬を「今季の収得賞金順に編成する」番組のことで、1組は今季好成績馬の対戦(賞金も1.5倍)、下の組は今季不振馬同士の対戦となり、拮抗したレースになること必至。当然、予想の難易度も高くなるわけで、該当するクラスは波乱も多くなるかも!? 是非ご注意を。
26日(日)のメイン(9R)は「白山スーパー林道開通特別」(A4・1500m)
1番 スペシャルムーン 畑中信司
2番 サトノドリーム 安部竜司
3番 ゴールドゲッター 米倉知
4番 マツノリバイバル 田知弘久
5番 ヤマカツダイリュウ 堀場裕充
6番 オーミフォレスト 平瀬城久
7番 フブキサクラコ 藤田弘治
8番 フレアリングメテオ 青柳正義
9番 ハヤテシゲマサ 松戸政也
10番 ヒミノミズキ 桑野等
11番 シークエスト 服部大地
中心は転入後4戦3勝のオーミフォレスト。逃げか2番手なら好時計を連発。A級に杯っても上回る水準だ。唯一の敗戦(3着)は他が速すぎて好位からの競馬の時だけに、不安があるとすれば先行激化になっての展開だけだろう。
3歳重賞を勝って古馬相手となるフレアリングメテオも十分通用しそう。前開催をパスして珍しくレース間隔は開いたが、その間の調整はしっかり。気難しい面さえ出さなければ時計比較等でも遜色ない相手。次走・東海ダービーに向けて弾みをつけたい。
前回B1-1で小差の2~3着争いを演じた3頭も上位候補。2着ヒミノミズキは万全のデキとは言えぬ中での好走だけに、まだまだ上積みが見込める。3着サトノドリームは終いの伸びは確実な差しタイプで、展開が向くかどうかだけ。4着ゴールドゲッターは前回のような控える競馬より逃げてより力を発揮する戦績で、積極策なら前進可能。
穴ならフブキサクラコ。昨季はA2~A3を好走の快足馬だが、気配自体は上向いている。適距離の1500mに短縮なら先行争い次第で粘り込みも。
28日(火)のメイン(10R)は「百万石行列特別」(A3・1700m)
エイダイボルト、メジャーホーネット、ナムラヒーロー、アポロヴァンドーム、サクライーグル、キャンディウイン、ブレーヴゴールド(転入)、アラディン、ジャトゥチンタ(回避の可能性あり)、トウショウコマンド(回避の可能性あり)、ホーリーカップ、ヒカルジュピターが出走予定。
参考にしたいのは前々回4/30のA3(1700m)。今回対戦の半数が出走した同条件だが、好時計で勝ったのはナムラヒーロー。使いつつ昨季の優秀な走りが戻っており、課題だった距離も今季は克服。前回・JRA交流は他が速すぎて自分の競馬ができなかっただけ。巻き返し可能。2着だったエイダイボルトも昨季はA2で4勝を挙げた実力馬で、得意の1700mなら前進必至。前回A4(1700m)を勝ったサクライーグルも、この距離得意で3走前はナムラヒーローに先着。揉まれなければ好勝負。良績ない距離がどうかだがアラディンも力差はない。評価が難しいのは中央1000万下勝ちがあり実績は断然の転入馬ブレーヴゴールドだが、調教状態を見る限り緒戦は割引を。
また、この日の9R(予定)には「JRA交流 能登見附島賞」(3歳・1500m)も行われる。地元勢は少々手薄なメンバー構成。中央で好走多数クリノコトノオー、4月の当地交流3着マイネルヴォル、伸びしろ十分の良血アレキパが首位候補となりそう。
(文:競馬カナザワ 大井明洋)
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