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カテゴリ:プロの目
先週の園田オープニングレース(水曜日)で川原Jが通算3400勝をマークした。まだまだ元気な超ベテランだけに3400と言っても単なる通過点、恐らく本人もそう気にしていなかっただろうが、周りから祝福されるとそうそう気分の悪いものでもない。その祝福に気分を良くしたか、ベテランはこの日4勝の固め勝ちで結局、先週はトータル6勝。リーディングトップ木村が2勝に留まったことから両者の差は4勝差に詰まった。この勢いなら笠松に続いて兵庫県でもリーディングを取ってしまうかも...と思ったりもしてしまう。それでも木村Jもこのまま黙って指を銜えているだけとは思えないし、今週の反撃が注目されるというもの。また田中Jも先週金曜日は4勝の固め勝ちだった。明 らかに寒い時季よりは夏場の方が体の切れは良くなる彼、7~8月の2カ月だけでトップIIとの差は相当に詰まるものだと...。
サテ今週の園田競馬は通常通りの水、木、金曜(10~12日)の3日間開催で期間中のメインは12日に行われるA1級の1400m戦。出走予定は前走が思ったほど伸び切れず、一番人気を裏切ってしまったタガノブリガデイロ、この時の勝ち馬ファンドリノチカラ、目下2連勝中でA1級初挑戦となるバトルアステア等々。中でも注目はやはりバトルアステア、完璧なまでの勝利だったA2級、それだけにここでどこまで食い込むことができるのか、550kg以上ある堂々たる馬体にも迫力十分だし、直線キッチリ追い込んでくるレース振りにも迫力タップリ。A1級いきなり勝ち負けとなれば今 後、更に楽しみは広がってくるが...。 11日はA2級の1400m戦がメイン。人気の中心は降級2走目となるディアアゲインか。前走は雨馬場を気にしながらも(2)着に伸びてきた同馬、良馬場の方が走りやすくなることは間違いなく前走時以上の期待がかかるのは当然のことか。プレストンシャトーは戦列復帰後(1)(2)着、巧者ぶりには更に磨きがかかっているだけに逆転のチャンス十分。追い切り好時計で動いたアンジェリークダダ、前走ハナ差大接戦のコスモサイキック等、好調馬も揃いなかなか見応えのある一戦に。 10日はB1級の1400m戦がメイン。能力傑出馬不在で混戦ムードだが、一応の中心はコスモハンサムか。転入緒戦の前走がまずまずの内容で(4)着。馬場2走目の上積みと川原Jへのスイッチを考 えると自ずと勝利へ一番近い存在になってくる。ライフチェンジもこの条件なら上位争いは確実だろうし、レース巧者エリモマッローネ、ケイアイカミカゼにも差はないと見た (文:競馬キンキ 北防 敦)
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最終更新日
2013年07月09日 16時22分52秒
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