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カテゴリ:日本の作家 ま行
7月26日読了 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 【著者情報】(「BOOK」データベースより)
「コミュニケーションに必ずしも言葉は必要ない。」
こりゃぁ、スゴイ!!! もう、どえらい作品だ! 「オーダーメイド殺人クラブ」の次に読んでしまったので、 暗澹と、陰鬱と、自分がどんどん汚れていくような なんとも言いようのない、読み心地。 ほんまに、何と言う・・・・。
「鬼畜」とは・・・ もとは仏教用語で、仏教の概念である六道のうち、餓鬼と畜生の二道をあわせた「餓鬼畜生」の略語である。
物語の構成自体は、目新しいものではない(・・・と、思う)。 でも、ミスリードされる。 3章後半、ちょっとした違和感。 きっと、こうなるだろうと思いながら読むと、 思わぬところで、してやられる。
お見事としか、言いようがない。 深木さん、東大出身。弁護士を経て 文筆の道へ。 安心して読める。稚拙さが全くない。 なんだか、スゴイぞ。 この打ちのめされた感。この完成度。 またまた、どえらい新人(?)が現れた~~!!!!
★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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