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Dec 21, 2011
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カテゴリ:塾長の教育論
「せっかく定期テストの点数はいいのに、授業をちゃんと聞いていなかったり、忘れ物が多かったりだらしない性格のせいで、学校の評価が下げられてしまっている。」

シリーズ最終回にして、ようやく上の相談を考えていきたいと思います。

今回の相談主の親子の場合、どのようにすればよいのでしょうか。

今回の相談において、ポイントは2つあります。
まず1つ目は、この子どもは「定期テストの成績が良い」ということです。そして2つ目は、「子どものだらしない性格のせいで、お母さんがイライラしている」ということです。

相談主のお母さんは、基本的に『減点方式』で子育てをしていらっしゃいます。お子さんのだらしないところがどんどん目についてしまい、テストの点数が良いお子さんなのに、テストで「できなかったところ」を減点方式で評価されているようです。

本来ならば、「定期テストの成績が良い」というところは加点するべきところです。お母さんにも学校の先生にも、加点方式で思いっきり褒められるべきところです。しかしながら、この子は「だらしがない」という性格のせいで、本来ならば思いっきり褒められなければいけないところを、誰にも褒められていないというのが問題なのです。

一生懸命勉強を頑張って、テストで良い成績を残しても、それについてはスルー。そのかわり、だらしのない性格の部分については、「あれも出来ていない」「これも出来ていない」と徹底的に責められる。これで、この子のヤル気が出る方が不思議です。

加点方式と減点方式で大切なのは、その「バランス」と「タイミング」です。褒めてばっかりでも、叱ってばっかりでも子どもはしっかりと育ちません。

褒めるべきタイミングで褒め、叱るべきタイミングで叱る。10個のことを褒めたら、10個のことを叱る。

特に、できることよりできないことの方が多い子どもは、家でも外でも必然的に減点方式で評価されることが多いわけですから、そのバランスを考え、家では意識してできることに目を向けてやる。

「そんなこと言っても、この子のだらしない性格を治さないと困る」と思われるでしょうが、出来ることが多くなってきてから、出来ないことに目を向けさせる減点方式に切り替えていけばいいだけです。

「褒めて育てよう」とか「厳しく育てよう」ということに囚われるのではなく、いつ、何を褒め、いつ、何を叱るのかということの方が大切なように思います。

今回のシリーズはここまで。

5回にわたって長々と読んでいただき、ありがとうございました。

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神奈川県小田原市にある少人数制進学塾『慧真館(けいしんかん)』少人数制進学塾ならではのきめ細やかな対応で、子どもの能力を大きく伸ばします!!

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Last updated  Dec 21, 2011 11:23:37 PM
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