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カテゴリ:経済自由人
経済的自由
これらに関する本と、その著者といえばだいたい下記のようなものだろう ・金持ち父さん貧乏父さん 著者 ロバート・キヨサキ氏 ・ロバート・アレンの実践「億万長者入門」 著者 ロバート・アレン氏 ・幸せな小金もちへの8つのステップ 著者 本田健氏 有名な御三家というとだいたいこんなもんだと思う。 自分も多分ほとんど全部一連の著書は読ませてもらい、すごく勉強になった これらに共通している(と自分が感じた)のは、あるべき方向に進めば必ず成功するという考え方をとっているという事。 そして、最近これらとはちょっと違った方向本を読み始めたのでその辺について書いてみたい というのも、誰もが願う成功というものについて、自分自身が違和感を感じていたから その違和感をすっぱり解決してくれる本に出会った その本とは「抱朴子」という中国の思想書です。 その一説で 或る人が問うた、 「同程度の才能でありながら、或る者は貧窮し、或る者は栄達する。その理由は何でしょう? すぐれた才なのにうだつが上がらないという場合、その人としては世を怨むのではないでしょらか?」 抱朴子が言う、「そもそも器量や学業に差がなくて、遇不遇があるというのは、全然理由が判らない。 つまり幸不幸は時の勢い。遇不遇はその人の運命なのだ。時の勢いだと判れば、下積みになっていても怨むことはない。 持って生まれた運命だと知れば、貧乏だと知れば、貧乏しても悔やむことはない。 …大体が、せっかく徳行を修めても、一向に道徳が通用する世の中にならない。器量を隠し持って時を待っても、なかなかその時に遇えない。 そこで或る者は百年河清を待つうちに寿命が尽きる。或る者は忠勤を励みながら認められずに終わる。 …こういうことは昔から今まで限りなくある。私ひとり悲しんでみても始まらない。 …これは今に始まったことではないので、そなたに彼らの心がわからぬのも無理はない。」(『抱朴子吐外篇巻四十九窮達〔貧窮と栄達一〕 ・・・、アメリカンドリームといえばいいのだろうか、努力した人間は必ず報われるとか 善人は必ず救われるといった考え方。 そうであれば、世の中は素晴らしいが実際はそうではないということを、薄々みんな知っている。 努力をしても、善い事をしても報われない事がある、そういった現実を踏まえた上で それでも後悔しない為に自分の全力を尽くし、自分が善だと思うことをする。 そろそろそういった考え方がアンチテーゼとして広まってきてもいいのではないだろうか なんて事をNEET生活二日目の私は思うのです 今日は哲学チックなお話を書きました、賛否両論あると思いますがよければクリックをお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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