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カテゴリ:ビジネス本
人を思いやる気持ちを人は生まれたときから持っているか、いないのか? おそらく答えは持っていない、だからこそ、・・・と続くのか利己的な遺伝子 <増補新装版> 小難しい言い方をすれば、生物学的本性の一部に利他主義が組込まれていると期待するわけにはゆかない。だからこそ利他主義を子供に教えなくてはいけない。 わかりやすくいうと、優しさを教えないと優しい人間には育たないということ なかなかに考えさせられました。 紹介したい言葉 210頁 本章と、そして配偶者間の対立の問題を取り扱う次章は、現に子どもたちに対して、また互いに相手に対して献身している人間の親たちには、ひどく冷笑的で、それどころか彼らにみじめな感じを抱かせるようなものと受けとられるかもしれない, そこで、私はもう一度ここで、私が意識的な動機について語っているのではないことを強調しておかねばならない。 私は、利己的な遺伝子のはたらきによって、子どもたちが意図的、意識的に親を欺くのだなどと主張しているわけではまったくない。 もう一度念を押しておかねばならないことがある。 「詐欺や……いや、ぺてん、利己的な搾取……などを行使しうる好機を子どもは見逃すべきではない」などといった言い方を私かする場合、「すべき」ということばを私かある特殊な意味で使っているという点である。 私はその種の行動が道徳的で望ましいものだなどと主張しているわけではない。 私は単に、そのようにふるまう子どものほうが自然淘汰においては有利にちがいなく、それゆえ、野生の動物を観察した場合、家族の内部には詐欺行為や利己的行為がみられるだろうといっているにすぎない。 「子どもはごまかし行為をすべきだ」という表現の真意も、子どもに詐欺行為をおこなわせる傾向をもつ遺伝子が、遺伝子プール内で有利さを示すということを指しているにすぎないのである。 私の議論から人間的なモラルを引きだすとすれば、次のようなものとなろう。私たちは、子どもたちに利他主義を教えこまねばならないのだ、ということである。 子どもたちの生物学的本性の一部に利他主義が組込まれていると期待するわけにはゆかないからである。 抜粋ここまで (注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています) 本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと 利他主義が後天的なモノであること その他近況 引っ越し先に網戸がなくて、暑いのに窓空けられないで困ってます… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、 本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと を徒然に書す備忘録的ブログです 訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、 今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月09日 22時41分16秒
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