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カテゴリ:ボルドー:カスティヨン
ボルドー コート・ド・カスティヨン シャトー・デギュイユ1998 Chateau d'Aiguilhe ステファン・フォン・ナイペルグ伯爵 ステファン・デゥルノンクール氏 Comtes de Neipperg メルロー80% カベルネフラン20%(メルロー80 カベソ10 カベフラ10?) 樽熟成18ヶ月(?)(新樽率45~55%?) アルコール度13% 輸入:豊通食料株式会社 購入価格:2940円 色はややくすんだどどめ色。 香りはアンズ、プルーン、杉、土、鉄、ミルク? 味は渋味と軽い苦味。余韻に酸味と苦味。 香りは思ったよりも標準的なカスティヨンで普通。 味はまだまだガッチリ(?)だな。 口当たりは結構大人しく、口内では渋味と苦味が入り交じりで、あまり10年経過らしい深みや拡がりは感じにくい。 でも味の厚みや喉越しの勢いはそこそこあって、意外に飲み応えを残す。 このおかげで何とか特徴が出て赤ワインとしての有り難味を感じられる。 ただ、苦味が思いの他しつこく、味の構成が汚く感じてしまう。 それでなくとも香りは普通で味も渋味が上手くほぐれないし、余韻の出方も想像を下回る。 全体を見ると大したことない味とも思えてくる。 デキャンティングでサラっとした飲み口に変化し、苦味もなりを潜めてある程度飲み易さが出る。 これでいくらか美味さが出てくるが、各要素が平らに馴らされたみたいでこのワインの面白みが減る。 抜栓1時間以上で味に滑らかさが出るが、 香りの土臭さが目立ってきて全体の美味さが向上し切れない。 これならまだデキャンティング時の味の方がバランスが取れてて飲み易かった。 熟成の谷間の時期なのか? 味自体はそんなに悪くはないんだけど、インパクトに欠けてて印象が薄い。 むしろ苦味を持て余してる感じもあってバランスに難が生じてる。 そんなにドカっとアタックが来るわけでもなく、味が落ち着いてこなれてきてるわけでもない。 香りも普通だし変化も中途半端で、今のこのボトル状態だと何も特別な感想が湧かないわ。 リリース後3~5年以内に飲むか、15年~20年位放置して余計な要素を抜いてからじっくり飲むのが良いのかも。 寿命は結構長そうなんで、目一杯引っ張って古酒状態に持っていった方が結構美味しく飲めるのかもしれない。 今飲むならデキャンティングしてからグラスに注いで3分前後落ち着かせてから飲むのを推奨。 一応、値段相応。 2600~3000円レベルのカスティヨンワイン。 3500円以上で買うのはギャンブル状態、それなら1500円前後でセカンドのセニョール・デギュイユを2本買った方が得な気がする。 ★楽天検索 デギュイユ デギーユ★ 藤原紀香と陣内孝則の結婚式で供されたというのがウリ文句にしてる店もあるが、別れた現在となっては最早“いわく”の付いたワインでしかないよなぁwww。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/08/15 10:04:57 PM
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