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カテゴリ:日本産ワイン
日本 シャトー・メルシャン・アンサンブル・藍茜2011 Chateau Mercian Ensemble AiAkane シャトー・メルシャン Chateau Mercian 長野県産メルロー68% 山梨県産マスカットベリーA26% 山梨県産ベリーアリカントA6% ステンレスタンク発酵 オーク樽熟成 アルコール度12% 購入価格:1264円 色は透き通った紫。 香りは革、アンズ、ブラックベリー、カカオ、杉、餡、土、鉛筆? 味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に薄い苦味と酸味。 2011年は例年よりも色調が微妙に薄いな。 香りは革や土っぽい感じが強く、どこかボルドーの右岸系の傾向を感じる。 味の出方は穏やかで、余韻の酸味がコクを引き出す様な動きを見せる。 一言で長所を言うと、渋味と酸味のバランスの取り方が絶妙。 渋味基調だが突出はせず、余韻まで伸びる苦味混じりの酸が全体の層を生み出す。 もう少し甘味が出てくれてもよかったと思うが、これもそれなりに高級感が有って悪くない。 香りの木や土の青臭さが目立つのが気になるかな? これらの香りが苦味のイメージを強めて、バランスを揺さぶる。 ただ、全体の熟成の仕方によっては、バニラやカラメルの香りも伴ってきそうで、甘味の不足を補う様な発展もしそう。 あら、抜栓20分程で酸が後退。 コクと厚みをつくる流れが崩れ始める。 抜栓直後と比べて、ちょっと苦味の強い 水っぽい口当たりに。 (出方とタイミング次第だが)香りの青臭さもこの傾向を助長してる雰囲気。 抜栓直後は明らかに2010年ヴィンテージよりも美味かった。 味も香りも統一感が有り、ワインらしさの中に果実の伸びとコクを演出出来てる。 時間経過の水っぽい変化で、少々格を落としたが、値段なりのワインの変化の範囲内。 基本的にボルドーワイン好き向けの味。 料理は肉系、と言いたいところだが、時間経過後の変化を見ると煮魚なんかも良い気がしてくる。 ちょっと水っぽくて苦味も出るから、最初は肉で良くても、後々噛み合わなくなりそうなのが心配。 とりあえず、甘味を感じる味付けの物になら和洋中問わず何でも合いそうな気もする。 サバの味噌煮、豚の生姜焼き や 角煮、タレ焼き鳥、オイスターソースでの野菜炒めとか。 抜栓直後は値段以上。 時間経過後だと意外と(?)値段相応かも。 ただ、熟成で発展する気配も有り、国産1200円の範囲で考えれば相変わらず秀作。 ★楽天検索 メルシャン 藍茜★ 楽天扱い約19件 1179円~1575円 平均1350円 2011年ボトルは2010年ボトルよりもオススメ。 1200円台以下が狙い目。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/04/26 03:38:16 AM
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