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カテゴリ:ブルゴーニュ白
ブルゴーニュ シャブリ地区 シャブリ2012 Chablis ウィリアム・フェーヴル William Fevre シャルドネ100% ステンレスヴァット発酵(5~10%は6年程度使用の古樽で発酵) ステンレスヴァット熟成10~12ヶ月(5~10%は2~3年使用のフレンチオーク樽熟成4~6ヶ月) アルコール分12.5% 輸入:サントリーワインインターナショナル株式会社 購入価格:1763円(2519円の商品入れ替え30%Off) 色は薄い黄色。 香りはレモン、バニラ、火打石、カラメル、バター、蜂蜜?塩水? 味は苦味と薄い酸味。余韻に苦味と薄く酸味を伴う苦味。 あ、これは香りからして1000円台のシャブリと違うのが分かる。 味は苦味の張りと酸の弱さが気になるが、香りのバニラ香と火打石香が適度にサポート。 これは まさしく「シャブリ」ですわ。 スッキリした苦味が基調で、ゆっくり薄~く酸が追う。 甘味の弱さは香りのバニラやカラメルの香りで補強。 このワインのウリは香り。 クリュ・ボジョレーの話じゃないけど、シャブリが何故ブルゴーニュの地域に分類されてるのかが分かる。 も~う少し苦味感に厚みが有っても良かった気がするが、この点は香りでも補強してるし、村名格の限界部分だろう。 これはこれで適度なノリとは思うが、苦味の張りでボリューム感を底上げするには頼りないものを感じる。 この味バランスの良さを、シャブリとしての出来の良さを分かるには、少し経験が必要。 5年前の自分だったら、香りの質はともかく、味の質の良さまでは理解出来なかったかもしれない。 抜栓45分位で香り出力が弱ってくる。 およそ無視出来るレベルの変化だが、徐々に味の流れは沈静化する方向に。 これはシャブリワインの代表作だな。(シャルドネワインとは言わない) 味だけなら1000円台のシャブリとも重なる部分は有るが、香りと余韻の総合バランスまで含めれば、2000円台も納得のレベル。 先日飲んだ、2160円のマチュー・アンテュヌスのシャブリを凌駕してる。 酸味のキレと苦味の伸びの質が別物。同じ「シャブリ」でもモノが違うのが明確に分かる。 このシャブリなら牡蠣とも合うだろう。 生牡蠣にワインビネガーと塩レモン以外に、豚しゃぶに玉ねぎおろしポン酢、豆乳クリームシチューとか、 味に厚みを持ちつつあっさりしてる、香りがやや強めの料理が向いてる。 1763円なら値段以上。 2500円オーバーは割とギリギリと思うが、2100~2400円までなら納得出来る。 2000円超えるなら、これ位のシャブリは飲ませてよっていう見本。 シャブリ大手の作り手の実力を見せつけられた気分w。 ★楽天検索 フェーブル シャブリ★ 楽天扱い40件以上 1891円~3369円 平均2500円前後 2000円台前半ならかなり手堅いシャブリ。 流石に3000円超えると、他の作り手の一級に手が届いてくるところになるんでコスパ悪くなると思うが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/05/26 11:27:27 PM
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