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カテゴリ:オーストラリア
そういえばオーストラリアでは「エイ」の発音が「アイ」になる、とか学校の授業で習ったなぁ。 でも別にエイと発音しても通じないわけではないし、正確な発音が「エイ」である事は変わらないって。 オーストラリア サウスイースタン? グッダイ・マイト・スパークリングNV G'Day Mate Sparkling シロメィワインズ(?) Sirromet Wines シャルドネ87% ピノノワール13% アルコール分11% 輸入:株式会社ワインツリー 購入価格:537円 色は黄色がかった薄い金色。 香りはライム、粉砂糖、梨、レタス?セージ? 味は酸味と苦味。余韻に甘味と薄い苦味。 結構美味い。思ったよりも綺麗。 梨のような香りがフルーティーな甘味を引き出す。 酸味を前面に立たせつつ、苦味で要所を補強。余韻の甘味で起伏を生かす。 細やかな泡のアタックがジンワリと強くない味を送り出してくれる。 酸は突出せず、苦味も過度に伸びず、余韻の甘味が香りとの連携で全体のバランスを取る。 軽快なスッキリ系スパークリングだが、甘味の出方によっては意外とボリュームを感じなくもない。 香り出力の弱さと味の伸びが無いところが欠点。 だが、この軽快感とスッキリ感を思えば、半端に味を伸ばされても困るし、欠点と言うのも違うな。 値段なりの構成という話で、むしろこの価格でこの味をつくったのなら、十二分に上出来の部類。 抜栓15分強で苦味が少し強まって気がする。(室温24℃、湿度56%) 香り出力も弱ってきて、余韻の甘味も減退。 こうなると香りと甘味で支えられてたバランスが揺らぎ気味。 決して強くない酸味と苦味の勢いで強引に押し、粗を炭酸で散らす、 よくある安スパークリングに近くなってく・・・。 総合的には上出来のスパークリングワイン。 流石に時間経過後は格を落としたが、値段なりの味わいは維持してる。 30分の時間経過でも泡持ちは悪くないし、温度上昇にもそこそこ強い。 開けてすぐ飲む分には かなり良い活躍を期待出来る。最初の乾杯用なら問題無し。 料理は、ワインに足したい甘味と酸味を補填出来るものが合うはず。 唐揚げの甘酢漬けとか、もっとシンプルにフライドチキンのレモン果汁がけとか。 サラダやチーズ、オリーブオイルと塩で和えた野菜類にもいいかな。 アブラが多めとか、クリーミーなものに合うね。 甘味と苦味をいくらか合わせ持ちつつ、ある程度酸味を受けとめられる食材なり料理が合わせ易い。 値段以上。 抜栓直後なら980円狙えるな。時間経過後でも、ガブ飲みスパークリングとして立ち位置確保。 これで500円台なら、ハウメ・セラ・カヴァとかと正面から闘える。 むしろ変に酸っぱ苦いだけの安カヴァより飲み易いと思う。
上限一杯。 1000円弱で納得しない事はないが、実際に1000円弱の価格だと同価格帯スパークリングに埋もれる。 あえてこのワインを選ぶ理由は薄い。 500円台なら拍手モノだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/10/07 06:24:00 AM
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