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カテゴリ:チリ
チリ DOマウレヴァレー パロ・アルト・リゼルヴァ(レゼルヴァ、レセルヴァ)・Ⅱ2014 Palo Alto Reserva Ⅱ キンタ・デ・マイポ Quinta de Maipo パロ・アルト・ワインズ(ブランドサイト) Palo Alto Wines メルロー60% シラーズ33% テンプラニーリョ5% ヴィオニエ2% 60%をフレンチオークとアメリカンオーク樽で熟成8ヶ月 40%をステンレスタンクで熟成8ヶ月(PDF) アルコール分13.5% 輸入:VCT JAPAN株式会社 購入価格:1192円 色はやや濃い紫。 香りはブラックベリー、革、杉、鉛筆、湿った土、インク、錆びた鉄? 抜栓20分程で杉、インク、鉛筆、ブラックベリー、土?黒糖? 味は渋味と薄く酸味を伴う苦味。余韻に渋味と薄い苦味。 まあまあ・・・か。 杉や湿った土の青臭さがいかにもチリワインっぽい。 渋味が強く出てる様に感じるが、香りで引っ張られてるだけで、味自体はそんなに強くないな。 渋味しっかり。ほんのり酸味。各所で苦味が絡み、厚みを少し補強。 渋味を切り口に、足りない部分に足りないものを順繰りに送り出していく、みたいな構成。 良くも悪くも普通。全体では悪くないだろうが、感じ取れるのは常に一部分ずつ。 飲み易さは有るが、物足りなさも同時に感じる。 20分程の時間経過(温度上昇)で渋味の出方が少し円やかに。 口通りがスムーズになり、飲み易さが増す。(室温22℃、湿度45%) 渋味の勢いが落ちた分は、苦味感でサポート。 香りの青臭さがちょっと強過ぎるな。特に杉香。 これのせいで無駄に渋味と苦味が強調され、バランスが乱れる。 或いは香りが強いと言うか、味の出力が香りの出力に追いつかない!? 総合的には、それなりの出来のチリワイン。(あくまで「それなり」) 香りに粗さは有るものの、これはおよそチリワインによくある流れ。 温度上昇で渋味と苦味の出方が逆転する感じだが、飲み口が少し変化するだけで、それで全体の美味さが変わると言える変化にはならない。 飲んでて常に足りない味が生まれる構成なので、単体で完成しない。 ワインに渋味が有りそうで意外と無いから、アブラのノッた肉料理では噛み合わない。 なるべく酸味に合わせつつ、苦味に対抗出来る料理が適任かな。 トマトソースのピザ、おろしポン酢の豚しゃぶしゃぶ、中華料理の酢豚とか。 あれ? 考えてみると肉料理に合わない事もないねw。(こういうのは味付け次第だな) 値段相応。 約1200円、レセルヴァ規格のチリワインとしては標準。 じっくり飲める程の酒質ではないが、ガブ飲み向けと言う程の軽さでもない。 熟成してどうこうとも思わない。早飲み向け。 適切なツマミが1品有るか無いかで大分美味さが違うはず。 ★楽天検索 パロ アルト★ 楽天扱い約4件 1490円~2354円(送料込) ん~・・・ちょっと高価ぇな。 1500円弱となると流石に貫目不足。 せめて1280円位で頼む。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/04/24 08:08:11 AM
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