2018/05/07(月)08:12
コート・デュ・ローヌ ラ・ベル・エトワール2016 シャトー・ド・マニジィ
もらいもの
コート・デュ・ローヌ IGPガール (IGPメディテラネ(Mediterranee)とも記載)
ラ・ベル・エトワール2016 La Belle Etoile
シャトー・ド・マニジィ Chateau de Manissy
シラー80% グルナッシュ20% (ビオロジック栽培)
アルコール分13.5%
輸入:コルドンヴェール株式会社 参考価格:1000円前後
色はやや濃い紫。
香りはカシス、ブラックベリー、餡、鉛筆、革、ビスケット、白胡椒、クローブ?
味は渋味と甘味を伴う薄い酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。
まあまあ。
渋味から入って果実感を出し、余韻の苦味で底上げしつつ、甘味を引き出す。
香りはよくある赤ワインって感じで、品種の割にスパイス感は有りそうであまり無い。
飲み易さはなかなか。
軽い渋味と香りに合わせた甘味と酸味が綺麗にバランスを演出。
余韻の苦味が無駄に伸びる時が有るが、この位はアクセントの内だろう。
価格を考えれば仕方ないが、あまり品種や土地の雰囲気を感じられる様なものではない。
万人向けの味わいで、それはそれで悪い事ばかりでもないんだが、個性は薄い。
赤ワインとしては良くも悪くも普通。
香りはそれなりに出てて、味も綺麗。決して悪い味ではない。
抜栓30分弱程でいくらか香り出力が落ちるが、味への影響は軽微。(室温20℃、湿度42%)
飲み易さ重視の1000円ボルドーよりは、もう少し味に厚みと勢いが有ると思う。
ローヌだかラングドックだかは知らんが、南特有の粘っこい風味は感じなくもないw。
まぁ、ここは好みの問題だな。個性が薄いとは思ったが、全く無いわけでもなかったw。
あまりしっかりした肉質の肉料理に合わせるには少々頼りない。
牛よりも豚、アブラもそれほど要らない。薄い肉を軽~くソテーして塩胡椒で十分。
鶏だとワインの苦味に対応が面倒かもしれない。(でも鶏レバーならイケる)
スモークチーズとか、ローストビーフ(ポーク)とかで問題無い。
ワインが軽めで渋味も強くないし、とりあえず渋味と苦味を適当にあしらえれば それでOK。
なお、食パンのトーストにオリーブオイルと塩胡椒でも合わなくもなかったw。
値段相応。
約1000円、納得。南フランスのよくある赤ワイン。
「葡萄がビオロジック栽培」というのが付加価値。
土地と品種の割に、この渋味の軽さとバランス感に変な違和感を感じてるだけなんかな?
でも飲み易さは確かで全然悪くない、むしろ手堅い(?)美味さを持ってる。
ローヌワインとしては存在感薄いが、ここは好みの問題か・・。