カテゴリ:夢の実現
「自分の夢を人に話す」ことは、自分の夢をよりクリアにして、これを潜在意識にインプットするのに、とても大きな意味があることは、前回書きました。 ところがこれには条件があります。誰にでも話せばいいというものではないのです。 その条件とは、「あなたの夢を肯定的に受止めてくれて、その実現を心から願い、応援してくれる人にだけ話す」ということです。 あなたの夢を聞いて「何を馬鹿なこと言ってるんだ! そんな空想が実現するわけないじゃないか!」と否定する人には、話さないことです。そういう人を相手にしていると、エネルギーを奪われ、夢を叶えたいという思いを削がれてしまうからです。 コーチングスクールに通う生徒さんたちは、皆目的や目標(夢)を持っておられますので、このメンバーの中で相互に夢を語り合うのが、極めて効果的なのです。この演習を始めると、次第に笑顔が増え、声が大きくなり、教室が熱気を帯びて来ます。 授業に参加される生徒さんが奇数の場合は、賢ちゃんもペアに加わって、自分の夢を語り、相手の夢を心から応援します。この時はとても元気になれる嬉しい一時で、幸せに満たされます。 逆の立場から言えば、あなたの子供や友人から将来の夢を聴いた時は、決して否定せず、心から応援してあげることが大切です。 夢は成長と共に変化しますから、「この前の話と違うじゃないか!」などと言わず、その都度肯定的に聞いて声援を送ってあげればいいのです。 コーチは、クライアントに「夢を実現した姿」を話してもらい、その一場面を心に描いてもらった後で、五感の質問をしたり、その時の気持ちを聞きます。 『夢を実現した今、「何が聞こえますか?(聴覚)」「何が見えますか?(視覚)」「どんな香りがしますか?(臭覚)」「どんな味がしますか?(味覚)」「どんな肌触りですか?(触覚)」「どんな感じ(気分)ですか?(気持ち)」』etc. 自分の夢を語り、これらの質問に答えながら、クライアントはその夢が実現した状況を、心に鮮明に描き、その場の主人公になりきって、充実感・達成感などのプラスの感情(幸せ感)を味わいます。(この状態をコーチングでは「アソシエイト」と言います) このような体験を通じて、夢を実現したイメージが「潜在意識」(自動操縦装置・運転手)にインプットされていきます。 このインプット作業を、更に強化するのが、文章に書いて読み、絵や図に描いて眺める方法ですが、これは次回に譲ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月08日 22時36分59秒
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