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コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

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2007年12月06日
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カテゴリ:夢の実現

 意識には、私達が日頃使っている顕在意識と、その奥にあって普段は意識していない潜在意識(無意識)の2つがあります。

 車の運転を例にとると、教習所で運転を習っている時は、顕在意識で運転をしています。

 前の信号が赤だったら、ブレーキを「意識して」踏みます。右折する時は、「意識して」右の方向指示ランプを点灯させ、スピードを落とす為に「意識して」ブレーキを踏み、対向車がいなくなってから「意識して」ハンドルを右に切ります。
 このような一連の動作がスムーズに繋がらずに、隣の教官の指導を得ながら、冷や汗をかきかき、必死の思いで運転します。
 この時は、一つひとつの行動を頭で考えながら、意識して(顕在意識で)体を動かしています。

 ところが、運転免許を取って車の運転に慣れてくると、意識しなくても前の信号が赤になれば、自然に足がブレーキを踏み、右折する時も、極自然に右の方向指示ランプを点灯させ、ブレーキを踏んで減速し、対向車のないことを確認して、右にハンドルを切ります。この時には一つひとるの行動を考えながら行っていません。無意識の内にスムーズな動きができるようになっている(潜在意識が運転している)のです。

 このようにして、私たちの習慣化した行動は潜在意識によって自動運転化されていることが多いのです。

 それでは、顕在意識と潜在意識の比率はどのぐらいなのでしょうか?

 意識はよく、氷山の水面より上に出たわずかな部分を顕在意識に、水面下の多くの部分を潜在意識に例えられますが、最近の研究ではこの比率は1:2万とも言われています。

 ですから潜在意識を上手に活用することができれば、可能性は無限に広がることになります。

 さてそこで、潜在意識の自動操縦機能についてですが、これは潜在意識がタクシーの運転手さんの役割りを果たしてくれるということなのです。

 タクシーに乗って、運転手さんに「○○まで行って!」と頼み、運転手さんがその目的地を理解すれば、後は私が寝ていても目的地まで連れて行ってくれますよね。

 ここでの、行きたい目的地は「夢が実現した状態」で、その目的地を潜在意識にきちんと伝えて、理解してもらう必要があります。
 そのためには、「夢が実現したイメージ」を明確に描いて、これを言葉に出して言い、文章に書いて読み、絵や図にしていつも見ることで、潜在意識にインプットする作業が必要になるのです。

 一旦潜在意識がこの目的地を理解したら、本人が寝ている時も、起きている時も休みなく目的地への道を探し続けてくれるのです。

 例えば、今までなにげなく読み飛ばしていたような新聞記事でも、ある箇所に目が止まり、読んでみると夢の実現に必要な情報だったり、こんな情報が欲しいなと思っているところに、その情報を持っている人から電話が掛かってきたり、何となく入った本屋で、なにげなく手にした本に、思わぬヒントを見つけたり・・・

 これらは、潜在意識が、必要な情報を引き寄せてくれた結果なのです。

 この機能(潜在意識の助け)を借りて夢の実現をする方が、自分ひとりで(顕在意識だけを使って)ウンウンうなりながら、ねじり鉢巻で頑張るより、よほど効果的に夢の実現が可能になるのです。

 ですから、「自分の夢を人に話す」ことは、自分の夢をよりクリアにして、これを潜在意識にインプットするのに、とても大きな意味があるのです。

 但し、それには条件があるのです。この続きは次回に譲ります。






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最終更新日  2007年12月07日 11時58分29秒
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