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コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

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2010年10月29日
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庭のペチュニア.jpg

                          庭に咲くペチュニア



 昨日、賢ちゃんのコーチングの師匠から再び指導を頂く機会を得ました。その主旨を賢ちゃん風にまとめると、以下のようになりましょう。

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 江戸時代は「藩」が国の単位で、藩毎に軍(長州軍、薩摩軍など)を持っていた。

 しかし、大政奉還が実現して明治政府ができ、「日本」が国の単位になった時、かつての藩に相当する「県」毎に軍を持つことは無くなった。

 鹿児島県(旧薩摩藩)と山口県(旧長州藩)が武力で戦う、等という事はあり得なくなったからである。

 その結果、国内に武力衝突は無くなり、平和な日本が実現できた。

 これと同様に、今の国家間の対立を無くし、平和で永続可能な世界を築くには、現在の「国」という概念を「地球」という一つ上の概念に高め、今のアメリカ、日本、中国などの国を、「地球国」の県ような位置付けにすることが必要である。

 これが実現できれば、アメリカ、日本、中国などの「県」毎に軍隊を持っ必要は無くなってしまい、戦争もなくなってしまうから。

 国家間の争いを無くし、平和な世界を創り上げるには、「国益」よりも「地球益」を優先させることが、何よりも大切である。

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 コーチングでは「どこへ(目的地)」「どこから(現在地)」「どのように(方法・経路)」の3つを明確にします。人は、この3つがある程度まで描けた時、はじめて行動を起こせるようになるからです。

 ここで最も重要なのが「どこへ(目的地)」です。総合人間学「モラロジー」を創建した広池千九郎は『「凡(オヨ)そ、人にしてまず定べきもの、これを志という。志立ちて然る後、事を始むべし』と言っておられます。

 ここで言う「志」こそが「目的地」であり、「目的地を決めてから旅立つことが大切」というメッセージだと、賢ちゃんは受け止めております。

 コーチングでは、欲しい未来のビジョンを心に描き、そのビジョンが実現した状況を想像し(その状況にアソシエートし)、嬉しく楽しく充実したプラスの感情を味わって、何としてもそこに行きたいという「内のエネルギー源(Want)」を作り出します。

 このプラス感情が、「やってみよう!」「どすれば可能だろうか?」「今自分にできることは何だろうか?」というプラスのセルフトーク(つぶやき)を生み出し、この「つぶやき」が新たな行動へと向かわせてくれることになります。

 世界の人々が「国益」よりも「地球益」を優先させることによって、実現できた「戦争の無い、平和で持続可能な住み良い世界」を心に思い描き、これを「どうしても欲しい私達の未来」として強く願うことができれば、その方法はきっと見付かる(引き寄せることができる)ことでしょう。

 そして、停滞している「世界連邦運動」や、現在開催されている「COP10」も、進展させることが可能になると思われます。

◆◆◆

 阪本龍馬の心の中には、「大政奉還」後の日本のビジョンが描かれており、それを実現するため苦心の末に考え出されたのが、「船中八策」という方法論だったのです。

 これを、龍馬亡き後も、志を同じくする人達が引き継ぎ、実現の努力を重ねてくれたお蔭で、現在の日本があると言えましょう。

 「大政奉還なんて絶対無理! できるわけが無い!」という声が圧倒的多数の、四面楚歌の状況の中で、大政奉還の道筋と、その先の「新しい国を創る方策」を作り上げ、しかも実現への道を切り開いて行った阪本龍馬の人間力には、ただただ感服するのみです。

 この史実からも、改めて「未来の欲しいビジョンを心に思い描く」ことの大切さを痛感しております。

 世界の人々の心に「戦争の無い住み良い地球に生きられる幸せな姿」を思い描いてもらうことができ、そんな世界を創るには『「国益」よりも「地球益」が重要!』と感じてもらえるような、新たな「流れ」を作るには、一体どうしたらいいのだろうか? 今、自分にできることは何だろうか?

 賢ちゃんのセルフトークは続いています。








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最終更新日  2010年10月30日 15時18分22秒
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