見取り八段・実０段

もう、ご存知だと思うけど、この子は
菊田先生の患者さんよ。


シャッフルが一巡して、ひと休み。
女子４人だけで情報交換。


どうして死にたいの？


どうして生きたいの？



でも、生きたいと思い始めているかも知れない。
あの４人の中で誰か好きな人ができて。


少し微笑む海里。


つまり、この子が失恋しないようにバッティングしないように
競合しようって事ね。



啓について。


うさは、本当にバカ。

今までの啓の行動を思い出して微笑む愛瑠。



旺次郎。


本当の照れ屋さんだと思います。
ぶっきらぼうに見えて、本当は優しい照れ屋さん。

と、芽衣。



諭吉。

メガネ取ると意外とカワイイわ。

可哀想な人。でも、カワイイ人。

芽衣は、あの日、車の中で今までの人間関係を
話した諭吉を思い出す。




菊りん。


啓以外で初めて、少しドキドキした。

大人の紳士。

そうかしら。本当の彼は野蛮人かも。




暴走族と会社で騒ぎを起こした責任を取って
啓は芽衣の父の会社を辞めた。


喜ぶと思っていた芽衣には、


何も考えなきゃただのバカじゃない！

と、呆れられ怒られる。


愛瑠の紹介で映画配給会社に一旦は就職が決まったものの、
会社がダメになり話はご破産・・・


しかし、芽衣には就職は決まったと言ってしまう。


夢がある仕事。


それを求めて走り回るが、なかなか見つからない。
街は現実の就職難で溢れていた。



海里は旺次郎の帰りを待っていた。


変化はあった？
それは良い変化？悪い変化？


解らない。


ラブシャッフル、続けてみようと思う？


肯く海里。


旺次郎だね。


・・・先生は、彼が嫌いなの？



旺次郎は海里の前で涙を流した。



何て言うか、オレ最近スランプでさ。
ロクな写真が撮れない。
撮れる気がしねぇ。

原因は分かってるんだ。

お前。
お前の絵だよ。


芸術家は電球に近付く蛾みたいに死に吸い寄せられるんだって。

タナトス。

それを制圧する物は真のアーティストだ。

死を乗り越えて怪物になる。


旺次郎にスルスル近付いて、涙を舐める海里。


本当になりたいの？

怪物に。




就職が決まった、とウソをつくことで、
芽衣とやり直せたと信じていた啓は、
シャッフルを抜けようとするが、

芽衣は２巡目に参加すると言う。


私、気になる人がいるの。

この中に。




力が抜ける啓と、笑顔の芽衣も含めて、

ラブシャッフルは２巡目に突入する。




　　　　　　　



今回は、警察に捕まって啖呵を切る事で
観客を動員してしまった啓。


うさには、キラキラする素質があるのよ。


と言う愛瑠の言葉通り。。。
何か、人を集める素質があるのかも。。。

インストラクターの資格をたくさん持っているみたいなのに、
そっち方面で仕事を探すって事はしないのかな


愛瑠は完全に啓に目が行っているよう。


私、うさが好き。


って言葉は、ドッキリだけじゃないでしょ。



タナトスに導かれるように、旺次郎に惹かれる海里と、
海里の前でだけ本音が言える旺次郎。


それぞれの気持ちが、シャッフルとは
関係のない所で動き始める。



映像的にも、とっても魅力のあるカットが多い、このドラマ。


セピア色の照明の中で、旺次郎の涙を舐めて微笑む海里。

悪魔のように美しい。



菊りんの恋人に似ていると言うメンバーは。。。



旺次郎。。。かなぁ。。。



キャスト

宇佐見啓　　・・・玉木宏（IT企業課長）
逢沢愛瑠　　・・・香里奈（通訳）
世良旺次郎　・・・松田翔太（カメラマン）
大石諭吉　　・・・DAIGO（株トレーダー）
早川海里　　・・・吉高由里子（美大生）
上条玲子　　・・・小島聖（人妻）
香川芽衣　　・・・貫地谷しほり（家事手伝い）
菊田正人　　・・・谷原章介（心療内科医）




　　　
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