脊柱管狭窄症の症例。
50代の男性患者の実例ですが、現在施術は進行形です。
数年前より腰から右脚が痺れだし、整形外科で検査をしたところ、脊柱管狭窄症と診断される。
MRIをみたところ、腰痛4番5番が黒くなっていることが確認できた。
担当医からは、「今の症状では手術をする程ではないので、歩けなくなったら来てください。その時は手術をしましょう!」と説明を受けたと言う。
来院時の症状は、朝の朝礼で数分立っているだけで足が痺れだし立っているのが辛くなる。
大好きなゴルフも、ハーフラウンド途中で足を引きずる程痺れ出したと言う。
当院に来る前に、他の整体院に3ヶ月間通ったが、一向に症状の変化は無かったらしい。
私は当初相談を受けたときに、私人自信は脊柱管狭窄症の施術の経験は無いが、それでも良ければ頑張りましょうとお伝えしたところ、快く承諾して頂いた。
丁度来院された季節が、大好きなゴルフのシーズンと重なり、週2~3回の練習と週平均1回のラウンドがスケジュールに入っているという。
初めは「絶対に運動はしないで下さい」とアドバイスをしたが、仕事のつき合いもあり、身体にハードな生活はそのまま続けての施術開始となる。
初めのうちは、週二回の施術を続けていたが、仕事が忙しく今では週一回のペースとなる。
今では施術前の問診で「今週は何処のゴルフ場でスコアーはいくつでしたか?」と聞くと事が習慣となっているほどだ。
そんな生活環境でも、現在では朝礼時の足の痺れは殆ど気にならず、ラウンドも後半最後に少し痺れが気になる程まで改善してきた。
これには私もビックリだが、やはり正し検査と施術をすれば、身体は回復する見本と言える症例だろう。
現在10数回ほどの施術を行っているが、まだまだ道のりは長いかもしれない。
何しろすきなゴルフをプレーしながらの施術だから。
サラリーマン時代に、私の将来の志を会社の上司に伝えた。
その時期、会社の同僚が坐骨神経痛で長期休暇をとっていたので、当時の手技で数回施術した。
その事を話すと上司は、「結局おまえには治せないんだろう」とせせら笑われた事がある。
上司が笑えば、廻りの部下も一緒にせせら笑った。
確かに同僚に大きな改善効果は無かった。
もっとも数回で、坐骨神経痛の成果を求めるのが無理だが。
今の技術があれば、あの上司のせせら笑い馬鹿にされなかったのかもしれない。
いや、坐骨神経痛で悩む同僚を楽にさせてあげられたかもしれない。
何故かこの患者さんと話をしていると、当時の事が思い出される。
患者の希望を実現させるためにも、私は諦める訳にはいかない。
「先生、私はゴルフさえできれば幸せなんですよ」の希望を叶えるためにも。
キーワードは諦めない!
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