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カテゴリ:日々の小話
今日昼休みの時間帯に昼ねした。
エアコンを切って、南向きの窓を少し開けて、セミの鳴く声を聞きながらウトウトと。 施術様の特大ベットの横の畳の上で、井草の香りを感じながらの昼ね。 ふと子供の頃を思い出した。 あの頃の夏休みは長く感じた。 永遠に続くかのように、夏を楽しんだ。 朝はラジオ体操から始まって、自転車をこいでは目的も無く友達と走り回った。 それが楽しかった。 炎天下の空き地で、少年野球のメンバーが集まっては、キャッチボールやノックをして楽しんだ。 近くのゴルフ場に入り込んでは、兜虫やクワガタを捕まえに行った。 見回りの警備員に見つかって、ゴルフ場を走り回って逃げた。 確か当時はやりのスクターの「ラッタッタ」で追いかけられた記憶が残っている。 近くの学生寮の大きな駐車場で、ローラースケートで走り回っては転んでいた。 でも何故か痛みより、可笑しくて笑い転げていた気がする。 一日が長かった。 夜はランニングシャツ姿で、スイカを食べてたりして一日の終わりを名残惜しんだ。 あとはクタクタになって、眠るだけだった。 何も不安や悩みは無かった。 学校が始まる前日までは。 夏休み最後の31日は、もうこの世が終わると思えるほど、辛く悲しい思いをした。 いま思えば、どうせ宿題をしないで学校へ行くんだから、最後の日も開き治って遊んでおけば良かったと思う。 セミの鳴き声を聞きながら、そんな事を思い出した。 明日から九月だ。 別に夏の終わりと整体の関係は無かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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