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病院を退院して6ヵ月後に、彼は当院に電話を掛けて来ました。
「広告を見て電話したんですが、予約御願い致します」 私はごく普通の対応をして予約をお受けしました。 当時を振り返ると、私がどのような症状かを聞いたら、「事故の後遺症で左足が不自由なんです」と言われ、「あれ、椎間板ヘルニア専門の広告出したのに、なんであの広告見て連絡くれたんだろう?」と素朴な疑問がわいたことが強く記憶に残っています。 予約当日、予定時間より少し早く来院された彼に、カルテをかいてもらい問診を始めると、私は次のようなメモをしていました。 07年4月事故入院 4ヶ月入院 両足首の下からのシビレ 左足マヒ 左手小指・薬指のシビレ 仙骨骨折による仙骨の変形と、それにより仰向けになれない 事故後猫背になる 左足裏側の感覚なし 地面に左足を着く瞬間に激痛が走る 左足指先に触れると激痛が走る(靴下を恐くてはけない) 事故以来便秘になる 歩行は装具をつけないと、左足首から下が動かないので、左足を上げると同時につま先が下がってしまい、足裏を地面につける事ができないので転んでしまう etc 少し長い?いやかなり長い問診を終えると、彼は「先生僕治りますかね?」と質問されて、少し回答に詰まり、確か答えた回答は「私が治すのはまず無理でしょう。」だったと思います。 とっさの出来事で余り気の利いた答ができなかったことを、その日家に帰ってお風呂に入っている時に強く反省したことを覚えています。 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.07 11:36:35
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