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2008年03月26日
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カテゴリ:島根の風景
 三瓶山西の原で恒例の火入れ行事がありました。いわゆる一つの野焼きです。
西の原は、三瓶山(1126メートル)の西側、標高460メートル付近のすそ野に広がる高原です。総面積は100ヘクタール。
 西の原は季節に応じて、色を変えます。芽吹く春は萌黄(もえぎ)色。まぶしい緑の初夏。黄金のさざ波がうねる晩秋。生きとし生けるものを雪の下に覆う寒い冬。
 火入れで野焼きされる草原は33ヘクタール。乾いた枯れススキがばちばちと、激しい音と炎を上げます。枯れ草に巣くう害虫どもはたちどころに昇天し、枯れ草はあらかじめ燃やしてしまうことで山火事の防止につながる、とか。
 20回目の今年は、農協や地元猟友会が露店を出して縁日気分。三瓶のあちこちで暴れるイノシシは、汁やバーベキューになって見物人がペロリ。
やがて遠からず、真っ黒に炭化した高原に、新緑の雨がぽつりぽつりと降り始めます。





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最終更新日  2008年03月27日 19時12分29秒
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