偏見を抱くことは成長の妨げとなる
良い成果を目指して物事をおこなうときには、自発的で 柔軟な姿勢が必要なものと考える。 柔軟性のないことはあらゆる面で偏見のもとになってしまう。 偏見と言われるものは、先に判定してしまうこととされている。 偏見のもとになっているのは、特定の人、考え方、行動に対する 憎しみや嫌悪というよりも、気の合った人、いわゆる自分と同類の 人と一緒に行っているほうが安全であるとか楽であるとかという 考え方なのである。偏見は自分にとっては有利なものに見える。 偏見のおかげで不安な未知の世界に入ることによって、もしかして 人に迷惑をかけるような事態から逃避できるからである。 しかしながら実のところ、偏見は自分にとっては不利になると 思われる。未知のものへの探求心がなくなってしまうからである。 自発的になると言うことは、先入観をなくして、はじめての人や 考え方に出合い、つきあって見ようとすることにより、成長への 道が開けることになる。潜入感は、ぼんやりとしていて良くわから ないことの領域に入ることをさけて、成長を妨げているにすぎない のではないだろうか。