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ひじきのつぶやき

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2004年11月03日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
翌日の夕方、Gからメールが来た。

『今日、何時にこれる?女の子は?』

キャンセルできないだろうと思って、誰にも
声をかけていなかったが急遽Yちゃんに電話をし、
Yちゃんも『いくいく~っ』と快諾。
外苑前で待ち合わせをした。

一旦家に帰り、お出かけ用ワンピースに着替え
パールのネックレスをつけ、髪をまとめてメイクも
やり直しておめかし完了。出発。
せっかくのディナーなので変な格好では行けない。

Yちゃんとお茶を飲みながら1時間ほど待った。
商談が終わるのが8時ごろと言っていたので、少し
待たされるだろうなと思っていた。

9時過ぎにようやくGとマルコビッチ氏が現れた。
前日はさらっとしたシャツを着ていたが、今回は
スーツ姿。さすが素敵に着こなしている。
濃い茶色の仕立てのよいスーツ。胸ポケットには
白いチーフが何気なく覗いている。
そのチーフは130年前の麻を使用したとのこと。
麻は耐久性が強いのと保存状態がよかったので、
チーフ用にカットしたらしい。
触れるとシルクのような肌触りだった。
当時の麻は繊維が細く、現代の機械ではもうその
細さの麻を作れないそうだ。
勉強になりました。
Gはかなりかっこいい野郎でスーツも似合う。
奴の胸ポケットには、マルコビッチ氏が作った
ターコイズブルーのチーフ。
おめかししてきてよかったと実感。

BMWのそばの道をまっすぐ歩いて右側にレストラン
があった。
時々肩に手を回したり、前夜と同じく『アモーレ』
『かわいい』を連発していたが、無事到着。
女友達もいたからか、ほんのり控え気味ではあった。

結構小さい作りの店内。人気あるのか満席だった。
近くでコーヒーを飲みながら30分ほど待ち、
テーブルに付けたのは10時過ぎだった。
マルコビッチ氏は私の正面に座り、Yちゃんは私の隣。

『君の唇はまるで薔薇のよう』

と、うっとり見つめる氏の隣でGはウケまくっている。
仕事中も唇が魅力的だとかずっと言っていたらしい。
Gにしてみれば身内では男扱いされている私が女性
として見られているのがかなり新鮮だったようだ。

氏のホストかと思うほどのエスコートぶりには参った。
お姫さま気分を味あわせてくれる。
階段を下りる時は、少し先に自分が下りて手をとって
くれ、女性がパウダールームに立つ時は自分も一緒に
立ち上がる。女性が戻ってきたら再度立ち上がりお出迎え。
嫌味なくエスコートできるって、なかなかできん。

料理はイタリア人ご推奨のことだけあって旨かった。
ワイン2本と食事を楽しんだ後、ドルチェとエスプレッソ。
たらふく喰ったあとはグラッパ。
グラッパは3杯くらい飲んだ。

結局1時30分までレストランにいた。
飲み直そうとマルコビッチ滞在先のホテルに向かった。
GとYちゃんも一緒。
Yちゃんは東京近郊K市在住。タクで帰るのは遠すぎる
ので、私の家に泊まることになっていた。

ホテルのロビーでは昨夜のイタリアン3人がマルコビッチ
の帰りを待っていた。
またまたご挨拶のキスをしてしばし歓談。
服屋、靴屋の社長に
『今夜は一段とエレガントでビューティフル』と
褒めていただき嬉しくなる。
ええな~イタリア人。女性の褒め方知ってるな~。

ふいにマルコビッチ氏が

『さて、僕は3つの大切なアポイントをキャンセルして
 君を食事に誘ったから約束は果たしたよね。
 今度は君の番。さ、部屋に採寸に行こう。』

はっ、そうだった。。。
うーん、どうする。。。

男性の部屋にひとりで行くのは危険。。。
そんなたぁ、中学生でも分かるわい。

しかしここにはGもYちゃんもいる。

そして私は三十路の女。
何が起こっても自己責任。自分の決断と判断じゃ。
共に過ごす時間の中でマルコビッチ氏の人柄も少し
分かったので、部屋に行くことを決断。

Gに『Yちゃんと待っといて!帰ったらしばく。』と
言い残し、マルコビッチ氏とホテル最上階の部屋へ。

初めて二人きりとなる。

つづく

注:後半のあとには番外編が!
  てか、書くの疲れたんで一旦休憩。





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最終更新日  2004年11月04日 00時24分02秒
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