デジタル簡易無線の申請手続きについて
あちこち調べましたが、デジタル簡易無線の登録など申請手続きについてまとめてあるページが簡単に見つからなかったので、こちらにまとめました。個別登録と包括登録の2種類あります。個別登録は1人(1法人)1台で登録する場合に使います。パラグライダー、ハンググライダーなどで1台しか所有しない場合は個別登録で問題ありません。ただし、個別で一度登録して後日2台目を購入する場合、包括登録に切り替えることができません。1台毎に個別登録することになり都度2,300円の申請料がかかります。2台以上同時に購入した場合は包括登録になります。また、いずれ2台以上になる可能性がある人も包括登録で申請することをおすすめします。その場合、包括登録で登録申請を行なう際、開設見込みの局数(所有する無線機の台数)を備考欄に記入すれば、開設届書は1台分でも問題ありません。★申請料★【個別登録】 登録申請 2,300円(電子申請の場合1,700円) 再登録申請1,450円(電子申請の場合1,050円)【包括登録】 登録申請 2,900円(電子申請の場合1,850円) 再登録申請1,850円(電子申請の場合1,450円)※再登録申請は、登録局を引き続き使用する場合、 5年間の有効期間満了の3ヶ月前から1ヶ月前の範囲内で再登録の申請を行なうこと。電波利用料 1台あたり※令和元年(2019年)10月1日改定個別登録 600円 → 400円(値下げ)包括登録 450円 → 400円(値下げ) (同額になりました)※平成29年(2017年)10月1日改定個別登録 600円(据え置き)包括登録 540円 → 450円(値下げ)※平成26年(2014年)10月1日改定個別登録 500円 → 600円包括登録 450円 → 540円で、デジタル簡易無線の手続きで気になったこと。アマチュア無線は、1つの免許に対して無線機何台持っていても1局扱いにできるけど、デジタル簡易無線は、無線機1台=1局という考え。1人で2台持っていると、1局じゃなく2局扱い。電波使用料も2台分請求される。代理店の方が、包括登録での申請を(強く)薦めていたので、申請手続きを調べてみました。調べてみてわかったこと。個別登録申請した無線機が、登録有効期間内に壊れたとか他人に譲って使わなくなる場合は「廃止届」を提出。で、無線機を新たに購入したとき、登録申請を行なうことに。つまり、個別登録の場合は都度申請料2,300円が発生。包括登録は、申請料2,900円と個別登録よりちょっと高いけど、新たに無線機を追加する場合、開設届を出すだけで済む。開設届には申請料などの費用負担は郵送代ぐらい。登録申請ははじめに包括登録を提出すれば、5年ごとの更新を忘れずにやればいいだけ。1台しか持っていないけど、包括登録でやってしまえば、もし壊れたりして使わなくなった無線機が出た場合、新しいのを購入して「開設届」を提出・受理されたあとに「開設届の廃止届」提出。そうすることで無線機1台もない廃局状態にならずに済むし、申請料の追加負担がありません。※一時的に2台所持するので、電波使用料は2台分請求されます。 1年未満だと月割りで計算されるはず・・・。VXD450SやVXD291Sは頑丈に作られているけど、5年とか10年無傷でいられるかどうか・・・と考えると、個別登録よりも包括登録で申請したほうが長い目でみるとお得かな?こんな解釈で良いかな?(↓)比較的わかりやすく登録申請について書かれているところ。http://item.rakuten.co.jp/sanwa-sys/c/0000000173/肝は1台でも包括登録申請が可能ってこと。いやー、調べれば調べるほど面倒だけど、ここを抑えておかないとあとで余計な出費と手続きで混乱するからね。もしかしたら後日30chの陸上機も買うかもしれないから、ボクは包括登録で申請しました。ふぅ~★ 再登録申請については、こちらでご確認下さい。 → (パラ・ハングフライヤー必見?)デジタル簡易無線局(登録局)の再登録申請について-----------------(2023/03/08追記)2019年10月の電波利用料改定情報追記を失念しておりました。