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テーマ:占い・心理研究日記(1154)
カテゴリ:暦
5月5日の“立夏の日”より、夏の季節に入りました。 まさに、風薫る5月です。 一気に気温も上昇することがありますが、その為か、北からの冷気と南方海上の暖気が ぶつかり合って日本列島で突風が吹き荒れ、過去に例がないほどの被害を人々にもたらす ように成ってきました。 自然界は、“調整時期”に差し掛かっているのかも知れません。 さて、政治面でも調整時期にある日本で、石原慎太郎都知事が、4月に訪米中のワシントン市で、 誰も想定外の「東京都が尖閣諸島を買う」と発表をしたのです。 これには、米国人はもとより、報道を聞いた日本人もビックリ驚きでした。 日本の桜が米国に贈られてちょうど100周年に当たる記念行事が開催されていたワシントン市で この方針を発表すれば、即座に全米中に報道され、米中関係が微妙な段階であることからも、 全米はこの発表に注目することは請け合いです。 これら一連の行動を、彼の命式から検証してみると、とても興味深いことに気付きました。 石原慎太郎氏は、1932年 (昭和7年) 9月30日生まれ。 本命星:五黄土星・壬申(みずのえ・さる)、月命星:四緑木星・己酉(つちのと・とり)、 日命星:九紫火星・甲午(きのえ・うま)となります。 先ず一番に、生まれ年の十干である「壬」らしい「勝負師」の側面が見られます。 米国と中国、米国と日本とのそれぞれの関係の親密さ比較すれば、米国が日本との関係を 重視し、支持することは明確です。 また、石原都知事が「日本の国土を守るために島を取得するのに何か文句ありますか」と 笑顔を見せて発表したことを思えば、この発表の前に米国の政府高官に話を通していれば、 中国側は簡単には一蹴できない(通してなくても、そう勘ぐらせることは可能)と考えて いれば、これはかなり周到に練られた戦略と思えます。 その証拠には、その後に日本政府の藤村修官房長官も、「必要ならそういう(国有化の) 発想で前に進めることもあり得る」と述べたのです。 講演のあと、周囲がどんな反応をするかを読みきった上でのしたたかな「壬」ならではの 勝負勘あっての発言です。 そして、生れ月の十干の「己」は、笑顔で「文句が有りますか?」と皮肉るところ。 「情感的に愛されたいという欲求」そのものではないでしょうか。 さらに、その欲求を正確に言葉にすることができる特性は、生まれ日の十干「甲」の 思考力でしょう。 これを、私の十干気学で命式を考えてみれば「甲己壬」(生まれ日・月・年の順)と 並んでいて、すべての星がとても生き生きと発動し、特徴が十二分に発揮されています。 社会的に成功する人とは、こんなふうに、各星が生き生きと発動しているのですね。 また、逆に、今までの市販されている古典的な四柱推命の解釈でいえば、 「身弱の上に、甲己で干合していて仕事運は悪く、さらに己の横に壬で、汚土濁壬で 汚れた命式・・・・」となってしまいます。 これでは、まったく評価が違ってくるのではないでしょうか? そろそろ、古典理論を超えた、現代的解釈を運命学でも習得する必要性があるのでは?と 考えます。 小熊Q太朗塾(港区南青山)では、十干気学講座を開催しています。 ご興味のある方は、お問い合わせください。 “〆‘(ェ)’*) サササッ 小熊Q太朗 でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.05.12 14:30:56
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