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テーマ:占い・心理研究日記(1154)
カテゴリ:悩み相談
私がシンガポールで出版されている無料情報誌“マンゴスティン倶楽部”では、
誌上にてさまざまなご相談を受け付けています。 http://www.mangosteen.com.sg/contents/12qtaro/12qtaro_top.php 最近頂いた一例をご紹介しましょう。 〔お名前〕:N子さん 〔生年月日から導き出される命式〕本命星:二黒土星・辛亥(かのと・い)、 月命星:一白水星・庚子(かのえ・ね)、 日命星:三碧木星・癸巳(みずのと・み)となります。 〔ご相談内容〕:別れて1年経つ彼氏が未だに忘れられずなかなか次に進むことができません。さまざまな理由があり、未来がないとお互いが合意の上わかれましたがどこか心の中で まだ彼にすがっている部分がありたまにこの元彼にメールをしては少し安心してしまってい るような状態です。早く吹っ切って新しい恋をし結婚もしたいです。今後出会いや結婚の チャンスはありますでしょうか? このようなお悩み相談の回答では、大変慎重に言葉を選ばなくてはなりません。 何故なら、異性との出会いが無い人、結婚が出来ない人など、この世にはいないからです。 そこで、回答の大前提として次の確認が必要となります。 それは、“出会いがあるか?”とは、 「あなたを幸せにしてくれる人との出会い」でしょうか? それとも、「あなたが、幸せにしてあげたいと思う人との出会い」でしょうか? この違いは、とても重要な出発点です。 自分が幸せになりたい!という気持ちは、だれでもが持つ自然な願望です。 ただし、このN子さんの場合は、「未来がないとお互いが合意の上、別れた」と仰って いますが、「どこか心の中でまだ彼にすがっている」のです。 それは、何故なのでしょうか? それは、「未来がないから二人は合意の上で別れた」理由には、先ほどの“大前提”の 後者がN子さんに抜け落ちているのです。 ぜひ、相手を幸せにしてあげたい!と言う思いで、“パートナーを育て上げてください”。 それが、N子さんには今も今後も、もっとも必要なものです。 彼女の命式では、十干と十二支の掛け合わせから生じる“十二運”は、「胎(タイ)」と なります。 これは、文字通り生まれたばかりの「胎児」のように、目の前の何にでも興味を持って、 何でも経験したいという願望を表します。 それは、異性に対して要求する要素としても現れるのです。 つまり、お付き合いが長くなりマンネリ化してくると、最悪の場合は、新しい刺激を求めて次々と異性を渡りあるくことになります。 また、相手に成長の印が見えなくなると、急速に相手に対する興味がなくなるのです。 結果として、相手に不満を持ってしまい、永久に心が休まることができなくなってしまい ます。 かと言って、N子さんは決して多情な女性ではありません。 むしろ、出しゃばらず、人との和を大切にし、忍耐強くひとつのことを豊かな感受性を持ってコツコツとやりとげる素晴らしい能力を持った女性(日命の巳)です。 どなたでも、出会った始めから完璧なお相手などは居ないものです。 ましてや、二人の未来などは、出会った時から決まっていることはないのです。 ですから、お相手が将来に大きく羽ばたけるように、じっくりと時間をかけて、 相手の個性と能力をもっともっと引き出してあげてください。 そこには、毎日のように“新しい発見”があるはずです。 お子さんを育てる母親たちは皆さんこう言います、「子育てって、毎日がワクワクドキドキ の宝探しのようです」と。 なんて刺激的で、なんてステキなことでしょう。 N子さんも、ステキなパートナーをお育てください。 それが、愛するパートナーが幸せになり、そして、お二人の将来が豊かな宝島に到着する 近道なのですから。 “〆‘(ェ)’*) サササッ 小熊Q太朗 でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.05.19 21:40:57
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