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テーマ:占い・心理研究日記(1154)
カテゴリ:手相人相
個人鑑定では、気の流れを読むことが重要となるために、面談で鑑定をお勧めしています。
それは、望診術の方策として、そのご相談者の気の“実と虚”を診るためです。 1時間程度のご相談鑑定では、先ずご相談者の眼を診ることで、その方の氣の実虚が判断できます。 先ずは鑑定を始める最初の段階で、人相学の“眼相”で言う「三白眼」がどの程度であるかで、その方がどれだけ運気の盛衰について理解して頂けるかを判断します。それだけ、眼相には、大変に有効な情報が潜んでいるのです。 今回のご相談者は、看護師の女性で、長年病院で優秀な看護師として勤務をされてこられた方でしたが、ご勤務とプライベート面でのストレスから、担当医から「うつ病」と診断され、半年間の自宅療養を余儀なくされたそうです。 その間は、考えることも瞑想も、スポーツすることも昼寝も、遊ぶこともアルバイトも、読書もTV鑑賞も、何もかにもが禁止されたそうです。 つまりは、「まったく、何もしない!」ことが、自宅療養の条件だったそうです。 この条件は、普通の生活をするにはとても苦痛となりますから、三か月も経たない内に、それが耐えがたいストレスとなって、再度担当医の診断を受けられたそうです。 担当医は曰く、「このまま何もしないまま生活を続けると、これ以上身体を動かさずにいられなくなる時期が来る。その時に、あなたのうつ病が改善するのです。すべてが逆転するまで待つことが大事です」。 “気は極まれば逆方向に転じます”。つまり、陽が極まれば陰に転じます。その逆も真です。 まさに東洋哲学「陰陽論」の極意です。 観相学的には、このご相談の女性の三白眼は、「下三白眼」と呼ばれているものでした。それは、白眼が瞳の下と左右の三方にあることからそのように言われます。 昔から「三白眼に険難あり」と言われて、この女性のお話しから、職場での虐めを体験されたそうです。 三白眼の方は、お話をしている最中に、上目づかいに成りやすく、気が“虚(気の滞り)”の状態であることが容易に分かります。 また三白眼は、気位が高い状況の場合が多いことから、伴侶や子供との縁が薄くなるとの説がありますが、案の定、現在はご主人とはご事情から、籍を抜いて同居しているとのことでした。 そもそも、なぜ下三白眼になるかと言えば、身体全体の陰性が強くなり過ぎて、眼球も陰性過剰となることから拡大して、上方に引き上げられ、眼球上部の骨にもたれかかった状態で眼球が回転するためとされています。 このような眼相の時は、心身は正常な緊張状態を維持できずに、筋肉、心臓、脳などのあらゆる器官が弛緩しているのです。 その時の人の心身状態は最悪で、不安定ですから、誤った判断をする可能性が非常に高くなります。つまり、直観力が働かない状態となり、悩みの解決法がいつまでも見つからずに、暗黒の世界を彷徨い続けることになります。 このような方のアドバイスはどうすれば良いかは、次回のコラムでご紹介いたしましょう。 “〆‘(ェ)’*) サササッ 小熊Q太朗 でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.10.03 13:44:10
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