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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!

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July 19, 2008
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カテゴリ:ミュージカル
井上ひさしさんの脚本で蜷川さんの演出だから!と
妹に誘われてコクーンで「道元の冒険」を観て来ました。

「ロマンス」以来、声と渋い演技、
そこにいるだけで安心する木場勝己さんと
妹おススメの北村有起哉さん。

この二人が大活躍で、他の芸達者の皆さんも好演でした。

無信心、罰当たりなワタシですので
仏教には(仏教にも)詳しくない。
だから「道元」に出会えるのはラッキー!と
予備知識(舞台に関しても)なしで
「コクーンか、渋谷はヤダな」と
思いつつも出かけました。

渋谷は迷子になるし、人は多いし、
ぶつかった人は知らん顔で
過ぎて行くし、あんまり良い印象がないのですが、

よく渋谷でぶつかりそうになるのは、
若者と歩くスピードが違うから?
それとも迷っているから?

ま、そんなことはどうでもいいですが
饒舌なイメージの阿部サン、
思ったより静かで寡黙なお坊さん。

台詞は木場さん、動きが北村有起哉さんが
メインのように感じました。


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初舞台かな、
栗山千明さんは少年時代の道元役などをこなし、
並ぶときなど、「ワタシここでいいの?」というような感じで
隣を見たり、位置を直したりが初々しくて可愛かった。

華があり、プロポーションも歌もいいので
舞台に合ってる人かも。

この舞台は一人が二役以上の早替わりが見どころのひとつですが、
舞台上にいない人の名前が呼ばれると、
そのご本人は走って上手から舞台を去り着替えたかと思うと、
下手から別の役で「涼しい顔(のつもり)」で登場するのですが、
そのからくりはわかっていても芸達者の皆さん、
うまくふくらませて笑わせてくれる。

何パターンか繰り返されますが、
舞台上の他の役者さんが走る仲間を
「○○さんはうまく決められるかな?」という風に
ニコニコ見守る姿がなんかイイ感じです。

さんざ、笑った後は再びシリアスな展開に。

笑いながら、徐々に本質に迫っていくわけです。

途中、女性出演者が市場と思われるシーンで
食料を手にして並ぶシーンがありますが、
栗山さんや神保共子さんなどが手にしているのは
鶏!

足を持って逆さに吊るしているけれど
動かないので作りものかと思っていたら、
途中で羽ばたきしたので本物!

「お気に召すまま」の羊といい、
蜷川さんは小道具(?)まで
本物志向なんですねo(*^▽^*)o~♪

阿部道元さんは静かでした。

たいていは、舞台の下手に一人で座ってました。

舞台中央の他の役者さんの動きをジッと見て
若き日の道元を演じている北村有起哉さんが
みんなからボコボコ頭を殴られているときは
双子の片割れのように痛そうに苦笑しつつ
自分も頭をさすってました。

阿部さんが話したり、立ったりしないときは
私たち客席も舞台中央の動きに集中しているわけですが
舞台も終わりに差し掛かった頃、オペラグラスでのぞくと
フト、阿部道元さんを見ると涙がにじんでました。

※2016年6月 追記。ビックリ DVD高いなーと思ったけれど
  楽天ブックス以外は軒並み、その値段で売り切れ。恐るべし





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最終更新日  June 4, 2016 01:13:55 AM
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