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テーマ:ミステリはお好き?(1496)
カテゴリ:本・マンガ・ゲームなどお気に入り★
仕事などであわただしくなってしまい、すっかりパソコンから遠ざかっていました。長い留守中にご訪問いただいた方、無駄足になってしまってすみません。
ということで、えらく間が空いてしまいましたが、ミステリーな(先々)週末の後編です。謎解きリベンジなるか?! 土曜日、これまた夕方。 ドライブの帰りにブックオフに寄り、目当ての本を無事に発見する。が、中古の文庫というのに400円。普段の私なら買うのをためらう値段だが(ショボイね~~)、背に腹はかえられない。即ゲット。 今回は容疑者が3人。男がふたりに女がひとりという内訳だ。前回は3人称で語られたが、今回は容疑者それぞれの独白というカタチをとり、代わる代わるバトンを引き継いでいって、ひとつの物語を作り上げている。 よっしゃー、今度こそ真犯人を当ててやる!!と息巻いて読み始めると……のっけからいや~な予感がする。これはひょっとして、もしかして…… 禁断の近親相姦ですか…? 美しい兄と美しい妹。これはマズイです、ヤバイです、そしてもう予感じゃなくなってるです。アンタら、既成事実だったんかー!! 刺激の強すぎる幕開けに本来の目的を忘れて目を血走らせていると、アヤシゲな女性の登場。やっと我に返る。そんなヒマあるなら、手がかりを探せー!! (仕切り直しで、手がかり探索中) しかし今回の被害者はとにかくひどい男だ。これじゃあ殺されても仕方ない。同情の余地なし、というコトで一刀両断し、ひたすら数合わせに熱中する。足し算に引き算、算数はあまり好きじゃないけれど、計算がどうやらネックのように思われるので頑張るしかない。 禁断の恋に引っ張られそうになりながらも、計算計算また計算(そんなにはしてませんが^ ^;)。自分、かなり気合いいれました。それなのに、それなのに… またまたさっぱり目星がつかない。 しかも終盤に入るとドンドン新事実が出てきて、そのたびに数字も二転三転、したがって今までやってきた数合わせがほとんどムダになってしまっている……。ページはあと残りわずか、めくってめくって、ついに恐怖のラストシーンを迎える。 探偵役の刑事が真犯人を指差す。きっぱり断じる。 「あなたが犯人です」 だから、何で名前を言ってくれないのよ…(涙目) ……ということで、何ともムザンな結果に終わった私のミステリーな週末でした^ ^; ☆今回の推理小説☆ 東野圭吾「私が彼を殺した」講談社文庫 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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