2127200 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

KIKIの山行き・・・ 山と山の花

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2018.04.29
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類


《ヤマエンゴサクがいっぱい咲いていました》

25日(金)
珍しく平日に、伊吹北尾根を歩いてきました。
平日だから誰も居ないだろうと思ったけれど、意外にたくさんの人に出会って
さすが花の山伊吹北尾根です。

2015年4月に同じように、登ったのですが
国見峠まで車は通れず、下のスキー場の駐車場に停めて歩き
「鉈の岩屋」経由で国見岳から大禿山(おおはげやま)と御座峰に行って
たくさんの花たちに出会えたので、また同じ頃にやって来ました。
今回は国見峠まで車は入れたのでとてもラッキーです。
広い駐車場にはすでに車は二台停まっています。
スタートが少し遅れたけれど、林道を峠まで通行できたので
気持的にも体力的にも助かります。



国見峠の碑とお地蔵さま
この左後ろから尾根を登ります。




早速、イワウチワの群生が現れ




写真を撮るので進みません。




ヤマエンゴサクもいっぱい咲いています。




ボタンネコノメ
今日はやけにボタンネコノメが目につきます。



ミヤマカタバミ



 あちこちに咲いています。



でももっとすごいのは、ボタンネコノメの群生
地味な花ですがこれほど群生したらきれいです。



花に導かれて歩いていくうちに
このルートの一番の難所に差し掛かりました。




急斜面の山腹は、石灰岩質の岩に苔が付いて滑りやすい上に、
濡れた山土も非常に滑りやすくロープがつけられています。
登りは何とかロープ無しで登りましたが
下りは確実にこのロープは助かります。



北側だから右斜面は、まだ雪渓が残っています。




山腹を巻くように登って行きます
左にも雪渓が残っています。



ヤマネコノメも可愛いですね



気のぬけない岩場の登りが続きます



イブキハタザオ




ヒトリシズカ
名前と違って、にぎやかです。



エンレイソウ




登りきったら平らな広場に到着
ここは以前大きなアンテナが有ったところです。
今でもKDDI管理地という看板があります。
昨今いろんな山で鉄塔やアンテナが建てられていますが
それが無くなるというのは珍しいですね。
以前は、遠くからでもアンテナで国見岳は見つけることができましたが
アンテナが無くなってわかりにくくなりました。



ピンクのミヤマカタバミ



水平な稜線を進みます。
以前このあたりからキバナアマナがいっぱい咲いていたのに
葉っぱはたくさんあるのに、今日は全く見られません。
今日の一番の目的はキバナアマナを見るためでしたのに・・・
その代りヤマエンゴサクの葉っぱが絨毯のようにぎっしりです。




ヤマシャクヤクの蕾
開花は一週間あとかな・・・



国見岳山頂(1126m)
ここには三角点がありません。




左の崖際に行って見てこれから向かう大禿山と御座峰方面を眺めます。
天気は曇り、昼から晴れるということですが伊吹山の上に雲がかかっています。




石灰岩が苔むして、鈴鹿の御池岳や藤原岳のような景色の中を
大禿山へ向かいます。




タチツボスミレ と ルイヨウボタン





ルイヨウボタンはどこにでもある花ですが
葉っぱの色と花の色がほとんど同じなので目立ちません。
でもよく見たら可愛い花です。







ウマノアシガタ




イチリンソウ
白くて大きな花なので目立ちます。



フタバアオイの花



葉っぱは徳川の三葉葵の家紋のモデル



イチリンソウ




ヒメレンゲ




フッキソウの大群落




イブキハタザオ

花が多くて進みません。
ただ、国見岳の山頂ではあまりゆっくり花探しをしたくないのです。
それは以前、初めて国見岳に登った時、
山頂でめちゃくちゃおおきなマムシが、とぐろを巻いていたからです。
聞くところによると、国見岳の大マムシは有名なことらしいのです。
(まだそのマムシちゃんが生存しているとは思えないのですが・・・)



向うに見えるのが大禿山
その右奥は伊吹山




反対側は先ほどの国見岳
もうあれほど離れてしまいました。



薄いピンクのハクサンハタザオ




大禿山(1083m)に到着

お昼過ぎなのでここでランチタイム
そう言えば前回もここでランチでした。
看板の向うに見えるのが国見岳です。
大禿山までかなり下って登り返してきました。



昼ごはんの後、御座峰に向かって大下りします。

ここで単独の男性二人と次々にすれ違います。
同じように御座峰まで行って引き返すということです。



一番低い鞍部まで下ったらカタクリが咲いています。
そこから先は、ここもカタクリ街道です。
先週に続いてカタクリを満喫です。




私が好きな山頂稜線歩き
天気予報通り、太陽が出て少し青空も見えています。



御座峰に近づいて




御座峰の登りはエンゴサク街道です。
それも赤いエンゴサクが多くて、山が変わると花の植生も変わるのですね。



赤いエンゴサクが固まっています。




こちらは青いエンゴサクの団体さん




御座峰へ最後の登り




御座峰山頂(1070m)
三等三角点があります。
伊吹山が近くに見えます。



山頂から西側の谷へ少し下りたら
ハシリドコロの群生地です。




引き返すタイムリミットなので
御座峰を下って大禿山へもどる途中
オオカメノキの向うが大禿山、
かなり登り返しが待っています。

大汗かいて登ったり下ったり、帰りの苔むした石灰岩の急斜面の山腹は
冷や汗かいて下りて来ました。
目的のキバナアマナは一つも咲いていなかったのが不思議で
花の表年、裏年があって、今年は裏年なのかしら・・・
手軽に花探しの縦走路を楽しめる良い山でした。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018.04.29 00:43:58
コメント(6) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.