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カテゴリ:社会
『職場の教養』から今日も一つお話を紹介させていただきます。 偽だらけ 世相を漢字一文字で表わす「2007年の漢字」が「偽」に決まりました。 ハガキやインターネットで応募された9万通のうち、約18%の1万6550通が「偽」でした。「何を信じたらよいかわからなくなった1年。来年こそ看板に偽りなしを期待したい」との声が多く寄せられました。 「偽」の元の意味は「変化して他のものになる」ですが、「人」の「為」すことには「偽」りが多いからだとの説もあります。人の行いが偽りであるという語源には。何か哀しい響きが感じられます。 多くの食品の安全が「偽」に脅かされた昨年でしたが、今年に入って外国製食品に農薬が混入するという事件も起こりました。原因ははっきり特定されず、何を信じて消費者は物を購入すればいいのか、いたずらに怯えが増すばかりです。 社会生活において、人が持つべき基本的な姿勢の一つは「誠実」です。嘘・偽りによって短期的に得をしても、長期的に見た場合、必ず損をしています。誠実かつ正直に生きる時、天はその者を見捨てることはありません。~正直に生きましょう~ 最後の「短期的に得をしても、長期的に見た場合、必ず損をしています」のくだりで、つい最近廃業となった吉兆を思い出しました。 数日前の日記でも「正直者が馬鹿をみる」世の中だと書きましたが、やはり誠実・正直は人が人であるための基本だと私は信じています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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