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濁点の物欲 tectecmayさん
痛勤怪談 電車の中… syanteiさん
2017.08.17
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カテゴリ:政 治
■ ご近所の目が参拝を見送らせ……京都府 山中あきひこ さん
■ 私費になる元は税金だったよな……千葉県 山内活良 さん
                     (朝日川柳2017.8.17)
 靖国神社への安倍首相や全大臣そろっての不参拝に対する川柳二句……

 合祀問題があるために靖国の名と共に登場する「平和に対する罪」で裁かれたA級戦犯だが、<BC級戦犯>についてはあまり語られない。たまたま一昨日(15日深夜)寝付かれずにつけたNHKスペシャルで「本土空襲 全記録」(再放送)ではBC級戦犯に関して一部報道されていた。川崎市の明長寺で、BC級戦犯として刑死した人々の遺族からの手紙が見つかったことをきっかけとした事実が語られていた。
 明長寺で住職を務めた故 関口亮共氏は、敗戦直後捕虜となったが教誨師(きょうかいし)として死刑囚の最期を見届けた。その際、預かった遺書を帰国後 遺族に届け続けたという。それに対するお礼や、より詳細を尋ねる遺族からの手紙だが、何より私を驚かさせたのは、これらBC級裁判記録の検証や調査を未だ政府は行っていないと言うことだ。外国で裁かれる日本人を国は見捨て、弁護士も付けられなかったという。裁判の正誤を検証しろと言うのではなく、正しい日本の歴史認識を持つためには重要・不可欠と思うのだが着手しないこの国が嫌いになりそうだ。

『捕虐犠牲 国は責任問われず』
 後を追うように今日(17日)、朝日新聞もBC級戦犯を記事にした。映画「戦場にかける橋」の舞台にもなったタイとミャンマー(ビルマ)とを結ぶ泰緬鉄道建設……熱帯雨林の苛酷な環境下で「枕木1本に死者1人」と言われた建設では、捕虜やアジア各地からの労働者が食料不足や疫病などで1万3千人以上が亡くなったとされる。
 当時陸軍に入隊しタイ捕虜収容所で軍医として従事した信沢寿氏は、「非人道的な扱いで捕虜を致死させ、肉体的被害を与えた」として46年6月に死刑判決を受け、8月に執行されたと。
『総ては宿命です。誰か甘受せねばならぬ運命を私が背負って行くわけです。死亡せる多数の俘虜(捕虜)の事、その家族の事を思ふと諦めもつきます』とする寿氏の遺書も
関口亮共氏が遺族に届けた。ろくな医薬品もなかったであろう……ただただ命令に従って従事した寿氏等に責任を負わせた大本営……このようなことがより鮮明になっては困るから調査もせず、うやむやなままで凍結しておきたいのだろう。

 そんな日本政府を尻目に、「真相を明らかにした日本の有識者の勇気を称賛する」と、中国外務省はコメントしたようだ(朝日新聞2017.8.16)。  何を持ってかといえば、13日に放送された同じくNHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」のことを指している。
 中国メディアは、『反省』に言及しなかった安倍首相を批判する一方、「深い反省」を繰り返し述べられる天皇陛下を好意的に紹介したそうだ。そのとおりで、天皇陛下はご立派ですよ~

 他国に言われるまでもなく「正しい歴史を認める」ことは、日本のみならずどの国にとっても重要だが前向きに歴史を検証しようとはしない政府の姿勢にはいささか減滅している。都合の悪いことは隠し通し、事あれば責任は誰かに押し付ける体質は今も受け継がれているようだ。
 森友問題で登場した当時首相夫人付政府職員・谷査恵子氏は6日付けで在イタリア日本大使館1等書記官に異動? 栄転? だって。ノンキャリア官僚での欧米大使館への移動は異例らしいが、国内マスコミから隠すように海外に出したのだろう。「役職からいって、谷氏の現在の給料は年800万円程度とみられます」という記事を以前 目にした記憶があるが、海外勤務の場合には給料とは別途<海外赴任手当=月50万円>と<住宅手当=月18万円程度>が加算されるんだって……赴任先での生活費はこれら手当で充分……給料は全額貯金できちゃう……口を閉ざしていたからこその優遇なのかしら???
 同じく森友問題で真相解明を阻み続けた成果を認められ、国税庁長官に優遇された佐川宣寿元理財局長……昇進は異例ではないかもしれないが、「就任会見」を行わないことは異例らしい。これも森友に関して報道に触れられたくない政府の意思が見え見えだ。
 夏休みや外遊をよいことに臨時国会は開かれない。加計も日報も国民が忘れる事を期待しているのだろうが、27日投開票の茨城県知事選に自民党は総力戦で挑んでいる。10月に予定されている愛媛3区と青森4区の衆院ダブル補選も控えている為
支持率回復に向けての正念場だ。選挙には目の色を変えて取り組む自民党だが、国会審議も真摯に真剣に臨んでもらいたいものだ。


<BC級戦犯>
 捕虜虐待など「通例の戦争犯罪」「人道に対する罪」を犯したとして、連合国7カ国の軍事裁判で有罪判決を受けた人々。裁判は1945年から51年4月まで東アジア各地で開かれ、被告は5,700人にのぼった。死刑984人、無期刑475人、有罪刑2,944人、無罪1,018人など。泰緬鉄道建設をめぐっては、30人を超える捕虜収容所関係者が絞首刑となった。(朝日新聞2017.8.17)


 ドイツⅡ号戦車・タミヤ 1/35
 2台目の戦車……くしくも2016年8月17日完成……キャタピラの歪み加減が面倒でした。反戦の意を込めて…





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Last updated  2017.08.17 15:47:22
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