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カテゴリ:政 治
昨日5日、築地市場の豊洲市場への移転関連事業費約55億円を盛り込んだ補正予算案が、都議会臨時本会議において都民ファーストの会や公明党等の賛成多数であっさり可決された。 補正予算案は、小池都知事・AI(人工知能)が一人で決定した「豊洲移転・築地再開発」との方針を受けて提出されたものだが、築地再開発に至る声は聞こえて来ない。取りあえず豊洲移転なのだろうが、「地下水の水位は目標値までコントロールされていない」との報告に対してはノーコメントの都知事らしい。土曜日に近隣住民と一緒に豊洲を視察すると言う……30分程で主にターレの通路などを視察とテレビが伝えていたが、チャンと地下水見て来てね。 さてさて、議会制民主主義故に昨日の採決に異を唱えるつもりはないが、小池都知事を過剰にヨイショする姿勢が際立つ都民ファーストの会に都政に対するチェック機能が果たせるか? に関しては危険を感じる。 議員経験のない所属議員が多数(25人)いるからであろうが、「報道機関が所属都議を取材する場合には、同会の許諾がいる」として直接の取材はできない。失言防止対策だろうが、ネットへの書き込みについても「会として公開した情報以外は配信してはならない」……さらに「会の利益を損なう配信は処分対象になる」と警告し、抑えつけているそうだ。 自分の言葉で意見を発信できずに、どこに議員としての価値があるのだろう。大人しくしていて議場で私の方針に賛成すればそれでいい、という小池1強政治に恐さを覚える。「そんなに縛り付けるのなら辞めてやる」って離党する気骨のある所属都議は居ないものかしらね~ 今はないお店です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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