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2019.10.16
カテゴリ：独り言
毎日更新される河川決壊数……朝刊は「7県の52河川73ヶ所」となっていた。 孤立した集落もまだ取り残されているという。とにかく人命救助は第一優先で取り組んでもらいたい。 高速を含めて道路や鉄道が分断されているが「北陸新幹線 遠い完全復旧」と朝刊にあった。「金沢旅行解約続々」ともあり、経済への影響も心配される。 台風前に上京し、月曜日に富山に帰って行った甥は不要な時間を要したことだろうが、2次災害に巻き込まれず無事帰宅できただけで良しということだ。 しかし、水没した新幹線車両基地……3分の1の車両を失ったようだが、手立てはなかったのだろうか？ どうせ全線ストップさせていたのだから、のろのろで走らせて安全な高架路線内に運ぶことはできたはずなのだが……やっぱり想定外か…… 各地域のハザードマップがどうなっているかは分からないが、これも見直しが必要だろう。新幹線は動かそうと思えば動かせたが、移動できない武蔵小杉のタワーマンションも悲惨なことになっている。勤めていた時のビル……明治通りが溢れて地下駐車場に水が流れ込む構造で、事あるごとにしばしば土嚢を積み上げていた。地震には強いと言うタワーマンションだが、新たな弱点が見つかったわけで、日本全国100％安全と言い切れる場所はないと肝に銘じなければならないようだ。 13日に釜石で予定されていたラグビーW杯……全2試合のうちの最後の1試合……残念ながら中止になったが、カナダ代表の選手たちが試合の代わりに泥かきや家財の運び出しなどを手伝ってくれたそうだ。これこそ「寄り添う」ってことだろう。津波で全壊した小中学校の跡地に建てられた「鵜住居(うのすまい)復興スタジアム」……津波で千人余りが犠牲となった釜石が誘致したというのに、見向きもしない薄情さには幻滅した。9月25日のフィジー/ウルグアイ－……テレビ放送はなかった。27－30の好試合は結果論ではあるが、NHKならスポンサーなしでも放送できただろう。「復興」を掲げる五輪同様に扱わない冷たさが身に染みる。 一方、芸能人やスポーツ選手を招待して行われる、首相主催の「桜を見る会」だが、来年は例年の3倍・5,700万円を要求しているそうだ。意義不明の会に浪費せず、復興に使えよ！と言いたい。ちなみに、今年の参加は約18,200人だったらしいが、参加費を徴収すればいい。一人・一万円なら1億8,200万円……開催にかかるとされる経費5,700万円を差し引いた1億2,500万円は復興に充てられる。招待される人たちは「いや」とは言わないだろう。 そもそも、日本列島がこんな状態なのに大金を浪費して花見をやろうという考えが理解できない。早々に「中止」と発表すべきなのに…… 19号の被害について「まずまずには収まった」なんて口にした自民党・二階幹事長も同類……「誤解を招いたとすれば」と常套句で事実上撤回をしたようだが、政治家とはこんなものなんだろう。W杯カナダ代表の爪の垢でも煎じて飲んでもらいたい。寄り添うなんてことができない人たちなのかもしれない。 なんて、かく言う私も何もできていませんが……  野川(古澤橋付近)から二子玉川方面……右手住宅地の向こうには広い広い多摩川があります。野川の護岸は結構しっかりしていますが、挟まれている住宅は怖かったでしょう。  二子玉川緑地運動場……運動場の向こうにある多摩川が増水して、このあたりも見る影がありませんでした。  246の橋……多摩堤通りのこの場所には貧弱でも堤防もどきがありますが、橋をくぐって、通りを右に入ると堤防はありません。 《堤防のない場所(Googleストリートビュー)》確かに景観はいいですが、やっぱりちょっと怖いです。昔々、車で川崎方面から来て迂回路として使わせてもらったところです。被災された方々に、お悔やみとお見舞いを申し上げます。 今日の写真は「2018年11月に歩いた時」のものでした。 さてさて、今日はインフルエンザの予防接種をしてこようかしら？ 何事も予防は大切ですから…… お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2019.10.16 14:55:04
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