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カテゴリ:ことば
僕はもう、レジスタンスの時代だと思っているので。 平田オリザ ファシズムの脅威は「ある日突然じゃない、気がつくとそうなってる」。”悪意のない大衆”が暴走しだす時がいちばん怖いと劇作家は言う。だから今、声をあげる。生活を背負うから声に出せない人を追いつめず、彼らも共感できる言葉を見つけねばと。報道番組やドキュメンタリーの制作者たちが有志で始めた映像プロジェクトChoose Life Project(3月10日配信)から。 (朝日新聞・折々のことば1761・2020.3.19) 「レジスタンス(抵抗)の時代」において、大事なのは「信頼と連帯」だと続く。 萎縮と忖度の空気が拡がる中で、二年前に自殺した元近畿財務局職員・赤木俊夫さんの手記や遺書が公開され、赤木さんの奥さんが国と佐川宣寿元国税庁長官を提訴した。決裁文書改ざんまで行っておきながら刑事罰の適用には限界だったのか? 民意と特捜部の認識の溝は埋まることなく全員が不起訴の判決。高額値引き、廃棄や改ざんなど謎は解明されないまま今日に至っている。 公文書の廃棄・改ざんなどは民主主義の根幹が揺らぐ問題にもかかわらず徹底的な検証はされず、うやむやにしてしまう現政府。「桜を見る会」も同様……東京高検検事長の定年延長問題においても、納得のいく説明はなされない。まずいことを不起訴にするための延長だろうと思えるほど信頼の欠片もない現政権。 どうか今回の民事訴訟では厳密な検証がなされるよう願っている。佐川宣寿氏を初め、証人として出廷する方々には真実を述べることを期待する。民主主義を取り戻せるかはあなた方にかかっています。 ![]() 今日の開花状況・立会川緑道・9時22分 コロナ対策や五輪に対してもブツブツ言いたかったけど、今日はもうやめた~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.03.19 13:56:38
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