1754497 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

気まぐれなページ

気まぐれなページ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Archives

Recent Posts

Comments

Freepage List

Category

Favorite Blog

濁点の物欲 tectecmayさん
痛勤怪談 電車の中… syanteiさん
2021.03.03
XML
カテゴリ:ことば
​​​​​​​ 時の流れがね、落っことしていったものを一番後ろから拾いながらトボトボと行くっていうのが、私には合ってるかなって思うんです
                     中島みゆき
​​
 時代の浮かれの中で目もくれられずまたぎ越されてしまうもの。時代の厚い雲にさえぎられ見えなくなっているもの、時代の勢いの中で置いてきぼりにされたもの。用済みと払い落とされたおがくずのような命の佇(たたず)まいを慈しむ、その落ち穂拾いの小さな足音にこそ耳をそばだてたい。NHK「SONGS」(昨年11月7日)での発言。
            (朝日新聞・折々のことば306・2016.2.8)
 我が家には、祖母と母の雛人形が2組あったらしい。残念ながら戦禍で焼失し、残ったはこの内裏雛だけらしい。母のとしても90年ほど経っているが、1年中 木箱に幽閉されて暗い押し入れ暮らし。連れ合いに出してもらって、年に数日だけ日の目を見る。1年ぶりの景色はどのように映っていることか。黙って、時の流れが落としていったものを拾っているかもしれない……


 古来日本のしきたりは「左方上位(左側が上席)」だから、雛人形も左側(向かって右側)に偉い人が置かれていました。明治時代になって欧米マナーが日本へ入り、皇室のしきたりが変化し、大正天皇が皇后陛下の右に立って写真を撮影してから現在に至るまで天皇の位置は皇后の右側が決まりとなっていると。そして昭和3年(1928年)昭和天皇が皇后の右にお立ちになった御大典(即位式)の写真が全国的に広まった頃から、雛人形も男雛を右上座に飾るようになったそうです。
 我が家は頑固に古来のしきたりに則って並べられます。



「桜餅買ってきます」と連れ合いが出かけて行きました。お菓子たくさんあるのに、やっぱり無いとダメなのかしら? 義母の目があるからちゃんとしておかないとならないのでしょう。嫁って立場は辛いな~ 申し訳ないね~
 以前「雛人形をしまうのが遅れると、婚期が遅れるよ」と、義母に言われた連れ合いが「私は結婚してるけど、おかあさんはまだ結婚するのかしら」と呟いていた。あくまで迷信で、「片付けがちゃんとできないと、きちんとした女性になれないから、お嫁さんにもなれないよ」というしつけ教育の言い伝えでしょう。「きちんとした女性」って言葉が現代ではタブーかもしれませんが……


 と言うことで、今日は簡単におしまい。何をしましょうか……





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.03.03 13:49:05
コメント(0) | コメントを書く
[ことば] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.