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テーマ:映画ニュース(1430)
カテゴリ:子供を大きくする
豪雨で被害が出ている九州地方のようなことはありませんが、梅雨前線と台風の影響で、じとじとしたお天気の徳島。
日曜日、このお天気のせいにして、まったりと過ごすことに腹をくくりました。 座布団を丸め枕にソファーでごろんと、映画「陽のあたる教室」を見ました。 この映画は、ホランド先生が教職についていた1965年から1995年までの30年間を、時代背景を織り交ぜながら、家族や生徒とのエピソードを綴ったものです。 彼は、「作曲家」になりたい、という自分の夢を実現できなかったものの、高校の音楽教師の道を選んだことで、幸せに満ちた人生を手にしました。 音楽を通じて「私のための私」の人生、ひとり、ひとりがかけがいのない人生の主人公として生きることを子供達に伝えます。また、精神の撚り所となる先生。 ラストシーンでは、歴代の教え子達に囲まれたホランド先生が、生徒のオーケーストラの指揮をとり、作曲家として自分の夢は達成しなかったもの 「これだけ多くの教え子達に貢献したすばらしい人生だった」と理解する。 学校教育の中で何が一番大切か、改めて考えさせてくれる映画です。 付け加えて、時代背景とともに流れる音楽が良かったです。とりわけ、耳の不自由な子供達のために開いた「振動と光の音楽」コンサートで、ホランド先生の手話で歌うジョン・レノンの「ビューティフル・ボーイ」、決して上手い歌声ではありませんが、心に染みいりました。 あの暗殺されたショックな出来事が蘇りました。 この映画を通して、私の出会った先生の中で、尊敬できたり、私に気付きを与えてくれたり、 根性や勇気や忍耐、優しさや感動を教えてくれたと言える師は、残念ながらひとりもいません。 悲しいことに、この先生にお会いしたいとか、懐かしむこともありません。 むしろ、贔屓する先生や、運動会で屈辱的な態度を取られたというイヤなことしか思い出しません。 映画とはいえ、こういう先生に、人生の早い時期に出会っていれば・・・・ でも、でも、学校を卒業して、たくさんの人との出会いで学ばせて成長させていただいていることに、今は感謝しています。 この歳になって、我以外みな師であると思えるようになりました。 人気blogランキングへ ★ブログランキングに参加しています(^_^)v皆様の1票が私の元気の素です。 クリックお願いします m(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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