海産物問屋「きママ」の細腕繁盛記

つつじが咲く頃、徳島の和田島に新物のちりめん漁が本格的になります。

徳島大水・徳島魚市の２社の荷受け業者に漁師の荷物が集まり、私たち、仲買人が競ります。

競りは５時半からです。本日はこの様な上干ちりめんが３００コ程度ありました。

（他にも、先日紹介した、ちょっぽイカや、アジ子も出ていました）

競り人は、機関銃のように場を煽って行きます。

そのリズムにガンガン競り落とされて行きます。




競り後の写真です。

わずか、３０分ほどで終了。

白い札には、競り値と買った人競り番号が書いてあります。

私の競り番号は・・・・？

このブログにも使っています。

わかった方には和田島産のちりめんをプレゼントをしましょうかね・・・・３桁です。




小筋（小さめのもの）は、京都行き。山椒ちりめんの原料行きに買う問屋。

徳島和田島のちりめんは日本一美味しいと思っています。

時折、兵庫県淡路産のものが入荷しますが、とにかく塩辛い。

加工の方法も多少違いますが、塩の違いもあるようで、淡路は岩塩使うので塩辛いと言われます。

宮崎もイイちりめんが揚がりますが、味は和田島に軍配ですね。

（宮崎の東国原知事が、宮崎のちりめんを全国にアピールしていますね。
負けてはいられないぞ、和田島ちりめん！）

難点は、和田島産のちりめんは裏切ることです。

というのも、脂が強いので旨みはある分、置くと変色してしまうところです。

私たち塩干業者は、８月から９月頃に獲れる、脂の抜けたちりめんを囲い（変色が少ないであろう）、１年中売って行きます。

今獲れているちりめんは、囲うものではありません。

来週くらいにショップにも美味しいちりめんを出そうと思っています。


ごちそさまでした♪ me♪1900さん
http://plaza.rakuten.co.jp/nigakki/diary/200704250001/

今日も大満足♪です♪


ねぇさんとこの上干ちりめん

はやくうちの食卓に乗せたいな♪
(2007年04月25日 23時16分32秒)



今しばらくお待ちくださいね。


＊只今、地震～～～です。あわててTVをつけると、震度４。

私は大丈夫ですよ。





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