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テーマ:食べ物あれこれ(49939)
カテゴリ:食育
赤福が生産停止になったおかげで類似品の「お福もち」が飛ぶように売れているのを聞いたは、
ついこの前。 その「お福もち」も製造年月日に問題有りと、今朝のニュース。 新聞を広げれば、「船場吉兆」が、黒ごまプリン・桜ゼリー・抹茶ゼリーなど期限切れ商品 2700個の販売をしていたことが発覚。 「船場吉兆」は、高級料亭「吉兆」のグループ会社。 あの老舗「吉兆」も・・・ 徳島の料理人の中にも、「あの老舗吉兆で修行した」とブランドにすり寄った腕ある店があり ます。 私の中では、手の届かない「吉兆」いつかは「吉兆」。 「赤福」にしても、「吉兆」にしても、確かな顧客はいるので、売れます。 しかし、「赤福」が大阪で買えたり、「吉兆」が九州で買えたりと、老舗の誇りと引き替えに 欲に走った結果がこのざまです。 「吉兆」が企業になってしまったところが残念です。 それに比べ、私が絶賛する老舗東京銀座空也の最中 最中なのですが、焦し皮に小豆のつぶし餡(自家製餡)一種類です。小豆と砂糖を充分火を入れた餡で、添加物、保存料は一切使っておりませんが、四季を通じ一週間位は日持ち致します。 皮が上顎にくっつくこともなく、にごりのない、やさしいお味です。 発送もしてくれないので、お取り寄せもできません。 1個のお値段もお安く良心的です。箱も着飾ることなく、ホントに簡易なものです。 味で勝負しています。 行かなければ買えない、これは売り方の戦略でもあるかと思いますが、 そこには、消費者に媚びない、職人の心意気のようなものを感じ、老舗の誇りを感じます。 それが、なお一層の購買力を買うというものです。 老舗が、大量生産、大量販売し、欲をかいた結果がコレです。 「老舗」と看板を上げる以上、その店の誇りを守っていただきたいと思います。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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