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カテゴリ:細腕繁盛記
春を運ぶ「春告げ魚」とやばれるイカナゴ(小女子)、この時期だけのものです。 イカナゴを釜揚げしたものを「新子」、 そしてさらに、天日干しで乾燥させたものを「カナギ」と呼びます。 特に、兵庫県、神戸や淡路島あたりの方は、イカナゴ漁が始まると、競うように我が家流のく ぎ煮(イカナゴの佃煮)を炊き、関西ならではの季節料理「おいしい春の風物詩」のひとつに なります。 くぎ煮は、生を炊いてしますので、この生が手に入る地域に限られるのです。 が、生が手に入らない地域の方にでもこの乾燥したカナギでくぎ煮にチャレンジしていただき たいと、やってみました! カナギにするとだいたい歩止めが4割、 つまり、1キロ生のイカナゴをを天日干しにすると、400グラムのカナギになります。 100グラムのカナギでくぎ煮をしてみました。 作り方) ・カナギをぐらぐら沸いた熱湯にさっと入れ、ざるに打ち上げ、水を切っておきます。 ・醤油1/4C 砂糖(粗目がいいと思います)3/4C 味醂1/4C 酒大3 これを沸かし、そこに水切りしたカナギと生姜(適宜)を入れて、弱火で煮詰めていきます。 *生のイカナゴでは強火で一気ににますが、この場合は弱火で焦がさないように! → 味付けの分量はお好みで、そして、柚子味にしたり、レモン味にしてみたり、どうか我が家流 な佃煮を楽しんでみてください。 カナギは、ちりめんほどお上品ではありませんが、 この時期だと、新キャベツで酢和えにしたり、ワケギのぬたにも合います。 かき揚げにもパンチが効いて美味しいですよ。 是非、この時期に・・・本日からショップに置きました。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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