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2004年09月25日
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県内シジミ、ピンチ 環境悪化、生息地4分の1に--桶川の環境NPO調査 /埼玉

30年前は夏の味噌汁には必ず食べましたが最近はスパーなどではお目にかかりません。40年前は小さな小川にも田んぼの水路にも生息していました。森林の伐採と開発が進み生態系が変わってしまった結果だと思います。忘れてはならないのが農薬と、洗剤が大きな要因になっています、窒素、燐、による富栄養化よる赤潮の原因となるプランクトン

 によることが良く知られています。肝臓にとてもよい効果があるシジミの復活を望んでいます。 自然環境を40年前に復活さすことが私達の健康を守ることだと思います。

(毎日新聞)は次のようなニュースを報じています。

 県内のシジミの生息地は環境の悪化で、30~40年前に比べて少なくとも4分の1にまで減っていることが、桶川市の環境NPO(非営利組織)「野外調査研究所」(堀口万吉所長)の調査で分かった。生息地は、県内全90市町村中、33市町村57地点だった。同NPOは「シジミの生息調査を広域的に行ったのは全国初」という。【堀文彦】
 03年4月から市町村へのアンケートや現地調査をした。その結果、生息が確認されたのは、水田の用水路など内陸部にすむマシジミが53地点、食用にされているヤマトシジミが4地点だった。
 マシジミが多く生息しているのは、東松山市、嵐山町の都幾川や江南、川本町の和田吉野川など県西部の荒川水系。ヤマトシジミは越生、鳩山町で確認された。ゆったりした流れの川や農水路の底にすんでいるケースが多かったという。
 また、「かつては生息していた」と回答したのは22市町村で、同NPOは、地元農家らへの聞き取り結果も分析し、60~70年代に比べて生息地点は4分の1以下に激減したとみている。水質汚染や農薬、除草剤散布の影響が考えられ、調査を担当した同NPOの吉川国男さん(66)は「清流にすむシジミの激減は環境汚染の深刻さなどを物語っている」としている。

9月24日朝刊 
- 9月24日16時25分更新

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最終更新日  2004年09月25日 20時49分19秒
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