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2005年06月07日
カテゴリ：食品の安全、安心(ＢＳＥ含む）
安全性未確認の組換えトウモロコシ検査を強化 食品原料となる米国産対象に
農林水産省が２００５年６月１日に、名古屋港に荷揚げされた米国産飼料用トウモロコシの中から、安全性未確認の遺伝子組換えトウモロコシが検出されたと発表したことを受け、厚生労働省は、食品の原材料となる米国産トウモロコシについても、荷揚げする全船を検査対象として検査の頻度をさらに拡大することを決めた。 なお、名古屋港でみつかった組換えトウモロコシは、米国・シンジェンタ社が開発した「Ｂｔ１０系統」のもので、特定の害虫を死なせる性質を持っている。 ０１年から０４年にかけ、米国で最大のべ１万５，０００ヘクタールの畑で誤って栽培されたおそれがあることが、０５年３月に米大使館から日本政府に報告されたため、厚生労働省でも０５年５月９日から輸入時に、Ｂｔ１０についてのモニタリング検査を実施。６月１日までに検出事例はなかったという。 出所【厚生労働省】 記事に含まれる環境用語 モニタリング **遺伝子 **プレスリリース 関連情報 EIC ネット・コンテンツ 米国で安全性未確認の遺伝子組換えトウモロコシ誤栽培が発覚 米大使館が農水省に報告 （ＥＩＣネット 国内ニュース） 中国で未承認遺伝子組換え米流通か 厚労省が中国政府に情報提供要請 （ＥＩＣネット 国内ニュース） 関連リンク 遺伝子組換えトウモロコシ種子の流通事例についてのＱ＆Ａ（２００５年３月２日 厚生労働省） ２００５年３月２１日 シンジェンタ社記者発表資料（英文） 環境省 バイオセイフティークリアリングハウス ご感想をお聞かせください。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2005年06月07日 05時14分34秒
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