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カテゴリ:旅の香り時の遊び(笑)
宿泊したホテルは四条オークスホテル。
その名の通り、四条沿いです。 もっと詳しく言うと、四条西洞院というバス停から歩いて1分くらいです。 そう、このバス停には京のメインイベント、北野天満宮行きのバスが通るのです。 そのバスが満員で乗れなかったとしても(バスが満員で乗車拒否されることがあります)、ここからべつの路線のバスで四条大宮というバス停に行き、そこから福王寺行きへ乗り換えればいいだけです。 さらに、このホテルのチェックアウトは11時! 早朝、天神さんで買い物をして、ホテルに帰ってから荷造りしても十分間に合います。 おーっほっほっほ! 我ながら、最良の選択! しかし、「早朝」という時点で既につまずきが。 深夜どころか、明け方まで「27時間テレビ」を見入ってしまったのです。 寝たのは多分、4時頃・・・。 「お~ま~え~は~ア~ホ~か~♪」という例のフレーズが聞こえてきそう。 ナイナイを見ている場合ではなかったのです。 結局、食事をして、バスに乗って、天神さんに着いたのは8時半。 さくっと見て回る前に、まずはお参り。 こちらに以前お願いしたとおり、従姉妹は志望校に合格できたのでした。 さすがは学問の神様です。 今日はお礼もかねて、お参りしました。 ・・・暑いです。 Anyaさんが「京都の暑さはプールの中を泳いでいるみたいという表現があるんです」とおっしゃったとおりです。 お店のテントの中は既に蒸し風呂状態。 まだ8時台だよ? だいたい顔なじみなお店が出来てきましたので、ちょこちょこ回って、御挨拶。 裄が短いブツをゲットしても、直す手間がありますので、巻き尺持参です。 気に入った柄があれば、縫い代をチェックして(縫い代が少ない=身幅がある)、汚れ・破れをチェック。その後、裄も測らせていただきました。 今回の目標は 1 ナイロンの特大サブバッグ(京都へ行くときはいつも持参)がぼっこぼこに膨れるほど買わない 2 一番気に入った物を厳選する 3 出来たら帯留めなどの小物類も探す 4 友人が「黒いのばっかり着るのはやめて」と言うので、明るい色にも挑戦する 帯留めは気に入った物が見つからず、帯締めは正絹が1000円~でしたが、やはり気に入らず、見送りました。 今まで行ったことがないお店で白地に赤と緑の水玉柄の銘仙?の単衣を買いました。 お店にお釣りが足らず、遠くまで両替しに行っていただいて、申し訳ない気分。 その後、何でも1000円のお店を発見しましたが、やはり裄も丈も小さく、着用は無理かと諦めました。 細工用に買っていく方も多いようです。 特に、帯はバッグを作るのによいと言うので、人気があるそうで、あちこちのお店で値段が高騰していました。 以前なら、3000円くらいあればかなりいい物(着用に差し支えない程度のキズ、汚れがある物)があったのですが、そのレベルの物が、1万円以上に化けてます。 いつも、絶対にこのお店で買う、女性一人で店番しているお店へ。 天神さんの正面の門の右手側へ入った道の角にあるお店です。 やはり、ここの品は激しく気に入ってしまいます。 灰色地に麻の葉柄の紬が気になりますが、やや裄が小さいので諦めモード・・・。 辛い! 欲しい! でも、裄が! 明るい柄を買うんじゃなかったのか、私よ! などと悩んでいると、ふと目をやった先に赤紫の菊柄が。 裄を測ったら、まあまあ許容範囲です。 お値段は、4000円の値札が付いているにも関わらず、お店の方から「2000円でいいですよ」とのお言葉! 買います! 麻の葉もおしいけど、菊も好きだもの。 もうしばらく、お昼前まで居て、梶の葉姫さんから教えていただいた小きみさんでご飯にしようと思っていたら、日差しがどんどん強くなってきて、持参したペットボトルのお茶をガンガン飲み干してしまいました。 汗がダラダラです(^^;) フラフラしてきたので、さすがにまずい・・・。 熱中症はイヤー!!_(++)/ 日傘を差していても、テントの中が蒸し暑いので、どうにもなりません。 ヘタレと呼んでください。 10時半にはホテルに帰り、荷造りです。 2着しか買えなかったから、すぐ済んじゃったけど。 さて、あとはこの大荷物をどうするか。 洗濯物はホテルから宅急便で自宅へ送りました。 発酵してたらどうしよう(笑) 買った着物は自分で持ち運び!ということにしました。 京都駅に着いたらもうお昼。 お昼は進々堂さんのパンにしよう。 おいしいしな~(⌒ー⌒) スーツケースは駅のロッカーへ預けて、東山へ向かいます。 そう、WAKONさんです! 案の定、迷子になる私。 いつも「八坂の塔のそば!」と覚えるようにしているのに、それでも迷うし・・・。 学習能力がないのかも。 WAKONさんは品揃えが乙女チックなので、ため息モノですよ。 着物も帯も可愛いし、新品の浴衣・小紋や乙女な着こなしのコツを書いたポップもあるし、乙女系の方には是非行って欲しいお店。 桃色の薔薇の帯留めをゲット。 だんだん体がフラフラしてくるのは、暑さのせいかしら。 それとも、体力不足? そうそう、Anyaさんが昨日おっしゃっていたお店は四条に近いはずだから、ぶらぶら行ってみよう・・・。 てくてくと石塀小路を歩いて、波ぎさんと高台寺まほうやさんというガラス製品のお店ものぞきました。 帯留め目当てだったけど、気に入った色の物がなかったので、諦めました。 この辺を歩いていると、一つ、気分をそがれることが起こります。 それは、人力車のお兄さんが「こんにちはー!! どうです、乗りませんか! 思い出になりますよ!」とさわやかかつ元気に営業していること。 「うちみたいなデブ載せて車引いたら、兄さんらみたいな細っこい子はひっくり返るやろ」といつも思います(^^;) というわけで、いつも声をかけてもらいますが、「えらいすんませーん、おおきにい」と返事して通り過ぎます。 マジでがっしりした人が引いてくれるなら安心感はありますが、あんな細い人で大丈夫なのかしら。 絶対にお兄さんがヒックリ返って頭や腰を打っちゃうわ。。゛(/><)/ ドキドキ。 四条まで出たら、急に空がチカチカ。 雷のようです。 空がどんどん変な様子になってきました。 雨がぼたぼた降り始めました。 そして、私もどんどんフラフラです(笑) うう、今昔にしむらさんへ行きたいよう!! でも、体力が・・・(T_T) やっぱり、バスと地下鉄だけで回るのは限界でしょうか。 タクシーを使えばよかったよー!! でも、2日乗車券がもったいないんだもん。 結局、ヘタレな私は祇園前のバス停から速攻で京都駅に戻り、フラフラになって大阪へ。 バスのチケットを一便早いものに替えてもらい、時間が来るまで紀伊国屋で立ち読みです。 しかも、『金瓶梅』。 中国三代奇書の一つのはずです。 高校時代の恩師は「ゼヒとも読んでみなさい」と言っていましたが、ソフトなエロ本です(笑) 語り口調がおもしろくてさくさく読めます。 でも、買ったのは『マンスフィールド・パーク』、『高慢と偏見』、『エマ』、『説きふせられて』の作者ジェーン・オースティンの書簡集。 読みながら、心の中でケケケと笑い、ご機嫌です。 待合室の隣で座っていた人にはブキミだったかもしれません。 バスターミナルでちりめん山椒のおにぎりを買って、帰りのバスで食べました。 おいしいなあ。 濃い京都旅行でした♪ 行きたいわねー、10月の全国奇者in京都大会・・・。 帰宅後、弟に「探偵ナイトスクープ作ってる人に会うたで~」と自慢したり。 弟は「え? 宮根誠司のこと?」と言っておりました。 なんでやねん。 ※宮根誠司=関西系情報番組でおなじみのフリーアナウンサー。 我が家の朝は「おはよう朝日」。 柴田さんの無軌道な取材ぶりや、正木さんの黒い天気予報や、宮根さんのツッコミが大変おもしろい番組です。 特に、「おはよう朝日」の前に、早朝放送している「おはようコール」で正木さんの黒さが相当爆発しています。 関東方面へ出張すると、当然見えませんので、友人に連絡してその日の情報を教えてもらうほどです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.07.26 12:47:23
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