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カテゴリ:着物道場
今日は着物の収納方法について。
最初は、一枚二枚、たいしたことない。 着物は平面だし、たためるし。 その油断が、やがて身を亡ぼす。 着物の収納方法は、色々あります。 どの位の広さを確保できるか、 着付け場所と保管場所が同じ(近い)か遠いか、 家族の理解があるか(隠しきれるか?) 月に何回、週に何回着るのか、 今後の人生、あと何回(あと何年)着るのか、 そんなことでも変わってきます。 あくまで、散歩ネコのずぼら収納方法として。 散歩ネコ、ずぼらなくせに、整理整頓は大好き。 手持ちの着物と帯は、全て写真に撮って保管。 お品毎に、 入手方法と時期、素材、寸法、 お手入れの履歴を書いています。 これを3枚ずつ用意。 同じものが、3セットあるわけです。 1セット目は、写真ホルダーに入れて、 いつでもコーディネートできるように。 2セット目は、タンスの中のお盆(引き出し)毎に。 3セット目は、タンスの扉の裏側に貼り、一目でわかる一覧として。 上の画像は、1セット目の、写真ホルダー。 今回、これをバッサリ廃棄するのだ。 あるのに着ない着物や帯がないように、 と思って、写真ホルダーに全部入れましたが、 これをやったところで、 やっぱり着ないものは着ないんだな、と再認識。 写真でコーディネートしたところで、 最後は実物でやり直して、変更もするし。 何より、写真がなくても、 脳内コーディネートはいつもしているから、 写真は不要でした。← やってみてわかること。 これは、2セット目の写真の活用方法の一部。 収納したお盆毎に、写真を添付。 ちょっとアップにしたところ。 黄色いシールは、ガード加工したしるし。 ガード加工したお店と年月を記入。 ピンクの付箋は、お手入れに出している着物。 月日と、お店と、お手入れ内容を記入。 意外と、出していることを忘れちゃうのよ~。 ガード加工は、する派しない派それぞれですが、 散歩ネコは、ほぼ絶対する派。 お出掛けや食事が多いせいか、 ガード加工のお陰で、どれだけ助かったことか。 胸や襟に、ベッタリと食べ物のシミがついてしまうと 自分でなくても、見ていてとても胸が痛みます。 昔(20~~30年前)のガード加工は、 風合いが変わるなど、技術が悪かったですが、 最近の技術は、とてもいいです(と、思います)。 写真が面倒でも、これならすぐにできます。 必殺、穴あけの術。 たとう紙の上には、窓があいていますが、 上に空いていても、重ねてしまうと意味なし。 脇に開けるといいのよ こんな感じ。 最初は、テキトーに丸く開けてましたが、 どこかのお店のたとう紙の窓が、この梅型で、 とても可愛かったので、真似してみました。 一時期、この窓にビニールも貼ったりしてましたが、 あまりにも手間なので、それは省略。 今は窓だけ。 複数のたとう紙を重ねると、こんな感じ。 何枚重ねても、どこに何があるか、一目でわかります。 特許とれば? と言われてます(^-^; この窓があるので、 どのたとう紙に、どの着物が入ってるかわかるし、 たとう紙にメモを書かなくてもよい。 同じたとう紙に戻す必要もない。←意外と重要。 但し 穴を空けているので、日焼けに注意。 室内に置くだけでなく、 必ずタンスに保管して下さいね。 たとう紙の中、着物の下には、厚紙を入れてます。 なくてもいいですが、 持った時に、タラ~ンとなるのを少し防止。 あまり厚いと、もっとしっかりしますが、 収納がかさばるので、ほどほどの厚みで。 3セット目の写真は、タンスの扉の裏側に貼ってますが、 安物の一覧で恥ずかしいので、画像はなし。 写真ホルダーで管理しても、 着ないものは着ない、とわかったので、 そんな着物や帯も、バッサリ処分。 因みに、和ダンスの中のお盆って、 本来は、洋服のために作られたものです。 呉服は、たたむと平面になるので、 昔は、すぐ着られるように、たたんで重ねてました。 たとう紙に包むのは、本当に良い物だけ。 昔、着物は普段着でしたから。 明治以降になり、 着物生活の中に、洋服が一枚、二枚と入り込み、 洋服は立体的なので、着物と同じ引き出しに入らないため、 一枚のお盆に、一枚の洋服を入れて保管していました。 今と逆ですね(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.05.01 21:50:04
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