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2007年11月07日
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カテゴリ:こどもとの生活
「胎内記憶」「誕生記憶」の調査で著名な産婦人科医・池川明さんの新聞記事があった。
ちょっとした偶然といえばそれまでの話だが、私は胸が震えた。
実は2日前のこと、娘が初めて自分の「誕生記憶」を話したからだった。

娘がお腹にいる時、私は池川さんの「ママのおなかをえらんできたよ。」を読み、初めて胎内記憶・誕生記憶というものを知った。
科学的にはまだ証明されている段階ではないが、広くアンケートが行われた中で、子どもが母体にいる時の記憶は本当に存在するものらしいことと知って、驚いたし、その結果から、池川さんが、子どもは自身の目的を持って生まれてくる、ということを読み取っていることに心から感動した。
いつか娘が話してくれるといいな、その時には訳のわからないことを言っていると切り捨てるのではなく、ちゃんと耳を傾けてあげたい、と思った。

昼寝から目が覚め、ベッドに横たわったままくつろいでおしゃべりしている時のことだった。
娘が「ママのおなか、あかちゃんいるの?」と言うので、そうだよ撫で撫でしてあげて、と答えると、いつものように手を伸ばして私の腹部を撫でていた。
そしていつものように、赤ちゃん、男の子かな女の子かな?と私は尋ねた。だから最初は、お腹の赤ちゃんの話をしていると思ったのだ。
突然、「ママのおなかをきって、うんしょうんしょってかいだんをおりてね、うんしょうんしょって」と身振りを交えて(走る時のように両手を振りながら)夢中の様子で話し始めた。
あれ?これなんだか違う?と思いながら、こちらは相槌だけで、誘導しないようにしながら娘の話を聞いた。それからどうしたの?
「うーんとねー、こうしてこうして、こっちもこうしてこうして(体の部分部分をこすっている)、シャンプーした。ぼうし、ぼうしかぶった」
シャンプーと、ぼうしのくだりで、これは娘自身の話だ、と気づいた。
産湯をつかわせてもらったこと(血を洗い流してもらいながら体のパーツを確認してもらっていた。指が5本、とか)を説明していたのだ。
それから帽子、娘の産院では、誕生1日目のみ体温を保持するという理由で、帽子をかぶせてもらっていたのだ。ちなみにそんな話を娘にしたことはない。(というか思い出すまで忘れていた)
また産湯の後、産後すぐの私に抱かれて、付き添いのカワウソさんと3人で撮ってもらった写真があるにはあるが、写真では帽子がよく見えない。
あれ、これ本物だわ、と内心驚いた。
○○ちゃん、じゃあ、うんしょうんしょって、生まれてきたの?と尋ねると、そうそう!と頷いて、一生懸命な表情。面白おかしい話ではなく、娘にはとても大切な話らしいことが表情からわかったし、それを私が理解したことを安堵したような、喜んだような感じ。
じゃあ私のお腹を切ったというのは?その後、うんしょうんしょって階段を下りたというくだりのことは何だろう。はっと思い至ったのは、非常に恥ずかしいことを書くが、会陰切開のことだった。
私の最初のお産は、順調といえばそうだけど、本格的な陣痛が始まってから一気に進んだので(初めてのお産のくせに陣痛を自宅で限界まで我慢していたらしく、入院から30分後には出産していた。助産師さんに、次は早めに入院してね!と釘を刺された)、結局少しだけ切ってもらったのだ。もちろんその話なんか、娘にしたことは絶対にない。
あーそっか。本物だわ。本当にびっくりした。

胎内記憶・誕生記憶(3割の子が持つらしいという結果がある)は2、3歳から話し始めることが多く、5、6歳には忘れてしまうらしい。
ごく稀に、成人しても覚えている人もある。
将来、娘に、私の書いたこの文章が目に触れたら、何と言うだろうか。怒るかな。
でも、娘が私の胎内から一生懸命生まれてきてくれたことを覚えていて、それをまた一生懸命話してくれたことが、どれほど私を励ましてくれたかということを伝えたい。
とても個人的なこととは思ったけれど、もともと個人的記録が主な目的のブログなので、ここに書き残すことにした。





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最終更新日  2007年11月08日 08時31分33秒
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