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カテゴリ:こどもとの生活
4月3日を過ぎて、娘のおひなさまを片付けた。
新暦の桃の節句ではあまりに短すぎるし、おひなさまも寒かろう。桜を見たかろう。 旧暦の節句を待って片付けたのだった。 置き床代わりに飾っていた和室の古い衣装箪笥の上を見上げて、少し淋しくなったのか、「ぽぽちゃん(お人形)のおひなさまはあるの?」と言う。 そういえばないね、と答えると、「ママ、つくって」と言い出した。 自分には「すてき」な(これも最近言い始めた言葉)おひなさまがあるのに、自分がママ役になってお世話している「ぽぽちゃん」にないのがかわいそうになったのか。 娘が寝ついた後、夜、色紙を折って簡単なおひなさまをつくる。 正しい折り方があるのか知らないけど、自己流もいいところ。 ただ一応色合いは考えて、きものの袖の重なりが出るように2色の折り紙を使い、おひなさまとお内裏さまをこしらえた。お顔はペンで描きいれた。 翌朝パジャマ姿のまま娘は見とれて、喜んだ。気に入ってくれたみたいだ。 「ママはなんでもつくれるねぇ」娘の賛辞に弱い私。苦笑 他愛ない手作り、でもこんなふうに、こちらの気持ちをちょっぴり伝えられるなら、それでいい、と思う。 あなたが寝付いた後も、一緒にいない時も、どんな時も、あなたのことを大切に想っているよ、と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月09日 00時00分41秒
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